眠るレビー小体病 漢方薬で改善 | フレイルも認知症も減らない日本

フレイルも認知症も減らない日本

Nobody is in possession of the ultimate truth.

ウイルスと戦争の世紀で人生を終えることになるとは・・・まさに第三次世界大戦前夜の状況ですからね しかも本日は日本の金融市場はトリプル安


幻視・錯視とRBDだけと言う
患者さんは
当院に通院されています。

悪夢もすっかり無くなり、
楽しい夢が増えたとか。




漢方を
どなたにでも、
“証”懲りもなく、
出されている症例を
診る機会があります。

「飲んだら具合が悪くなった」
と聞いても、
最初から
“証”を無視しての処方ですので、
非難されるのは漢方薬ではなく、
この人には
全然違うだろうと言う漢方を
処方した側に問題があるのでは❓







朝日新聞より。



眠るレビー小体病
漢方薬で改善、穏やかに




 東京都品川区の櫻井完治さん(76)は2018年12月、主治医である神奈川歯科大学付属病院の認知症・高齢者総合内科の眞鍋雄太教授(44)が外来を担当する同大付属横浜クリニック(横浜市)で、「レビー小体病によるレム睡眠行動異常症」と診断された。

 ただ、完治さんは就寝中に叫んだり暴れたりすることはあるが、普段は異変を感じることはなかった。

「病気と言われても……」。

ピンと来なかった。

 レビー小体病は、脳や自律神経に特殊なたんぱく質のかたまりができる。浅い眠りの「レム睡眠」のときに、異常な行動が出る「レム睡眠行動異常症」は初期に出る代表的な症状だ。

 進行して、たんぱく質のかたまりが脳幹の一部に多くできると「パーキンソン病」に、大脳皮質に広がると「レビー小体型認知症」になる場合もある。

パーキンソン病はふるえなどの運動障害、レビー小体型認知症は幻視や認知障害などが主な症状だ。

 ただし、完治さんにはいまのところ、そうした症状はまったくみられない。眞鍋さんからは「仕事を続けて問題ない」と説明された。

「治療が必要になればお伝えします。それまでは心配せず過ごしてください」と励まされた。

日本認知症学会の専門医でもある眞鍋さんの診察を受けるため、2カ月に1回、病院へ通う。

 一度できたたんぱく質のかたまりを消す薬はまだない。ただし、レム睡眠行動異常症などの症状を和らげる方法はある。

完治さんも、眞鍋さんから漢方薬を出してもらい、1日2袋をのむ。最近は、寝ているときに自分の動作で目を覚ますことはなくなった。

 妻みどりさん(70)は、「原因がわかったおかげで、適切な対策がうてた」と話す。完治さん自身は、いまだに自分が病気だという実感はあまりない。

しかし「前より穏やかな日々が過ごせている」と感じる。最近は趣味の旅行を月1回のペースで楽しむ。

 タクシー運転手の仕事も、前よりリラックスして車を走らせるようになった。孫の大学入学資金の学資保険の積み立てが、今年10月に終わる。少なくともそれまでは仕事を続けるのが目標だ。