認知症予防について 脳科学者 ・茂木健一郎さんが講演  | フレイルも認知症も減らない日本

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内容の良い話ですね‼️



産経ニュースより。


「状況を受け入れ
幸せを感じる
ことが有効」

認知症予防について

脳科学者
・茂木健一郎さんが講演 

和歌山





 認知症についての理解を深めてもらおうと、和歌山市小松原通の県民文化会館で24日、脳科学者の茂木健一郎さん(55)が「脳科学者から見た認知症予防」と題して講演した。

茂木さんの専門知識を交えながらも軽妙な語り口に、集まった約230人の市民が真剣な表情で聞き入っていた。

 講演は介護士やホームヘルパー向けの研修会などを行う「県ホームヘルパー協会」(同市)が6月に一般社団法人になったことを記念して開催。

認知症を脳科学の観点から解説してもらうため同協会が企画した。

 茂木さんは講演で認知症の症状について「記憶力が低下する症状だと思われがちだが、脳科学の観点では脳の回路が少しずつ衰えていく病気だ」と解説。

認知症の進行状況によっては患者の性格が変わってしまうこともあるといい、「(性格の変化が)これまでに絆や関係を築いてきた家族にとっては一番ショックで、対処しづらい」と指摘した。

このため、
ホームヘルパーのような家族以外の人が介護に当たることが効果的だという。

 さらに、
認知症予防のためには「患者が老化などの自分の置かれた状況を受け入れ、幸せを感じることが有効だ」と説明。

そのためには、
他人という「鏡」を通し、
改めて自分を見つめ直すことが
重要とした上で
「ヘルパーは患者にとって、
鏡になれる存在だ。
これから大事になっていく仕事の一つだ」
とヘルパーの活躍に期待を寄せた。