国立精神・神経センター  多発性硬化症 の仕組み解明 | フレイルも認知症も減らない日本

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日本経済新聞より。


国立精神・神経センター 
多発性硬化症
仕組み解明

 ■国立精神・神経医療研究センター 木村公俊研究員と山村隆特任研究部長らは、手足のしびれや感覚障害などが起こる神経の難病である「多発性硬化症」の発症や悪化の仕組みを解明した。

マイクロRNA(リボ核酸)と呼ぶ微小物質が関わっていた。

新たな治療法の開発につながるという。

 多発性硬化症は脳や脊髄などに炎症が起きる自己免疫疾患。患者の体内では免疫にブレーキをかけて症状を抑える「制御性T細胞」と呼ぶ細胞が減っていることが知られていたが、仕組みは未解明だった。


 研究チームは患者の血液を分析し、
細胞が放出する微粒子に含まれる特定のマイクロRNAが増えていることを発見した。

この微小物質は遺伝子の働きを制御し、制御性T細胞の増加を妨げていた。

今後、どの細胞がマイクロRNAを含む微粒子を放出しているのかなど詳細な仕組みの解明を目指す。