愛媛県立病院 勤務医の残業 最長年間1777時間 | フレイルも認知症も減らない日本

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当直中、救急入院あり。

朝4時からオペして、
オペ後、
午前中外来
・・・なんて、
ふつうにやりました。

もう、できませんわ。




朝日新聞より。


勤務医の残業
最長年間1777時間 
愛媛県立病院


 愛媛県の県立病院で2016年度、年1777時間の時間外勤務をした勤務医がいたことが分かった。

勤務医269人の約8割が労使協定の上限(年間360時間)を超える時間外勤務をしており、うち36人が年1千時間を超えていた。

 県公営企業管理局総務課によると、県立病院は四つあり、勤務医の時間外勤務は労使協定で「月45時間、年360時間」が上限。

手術が重なるなどの特別な場合は、「月90時間まで年6回を限度」に可能という。

 しかし
実際は4病院の勤務医269人のうち、210人の時間外勤務が年360時間を超えていた。

うち
36人は年1千時間以上で、
大半の人が月80時間を上回った。

15人が年1200時間を超え、5人が年1500時間を超えていたという。

全医師の平均は月57時間で、長時間勤務が多いのは心臓血管外科や脳神経外科、小児科などだった。

時間外勤務を年1777時間していたのは、県立中央病院(松山市)の心臓血管外科の医師。

月123~160時間の時間外勤務だった。

同科の医師の定員は8人だが現在は6人。県の担当者は「心臓血管外科は手術時間が長く、きめ細かい術後管理も必要になる」と説明する。

 県によると、今年度からカルテ入力などをする補助員の採用、チーム医療の推進、病院長による個別面談などの対策を進めている。

「今年度の時間外勤務時間数は昨年度より減る見込み。働き方改革を進めて時間外勤務を減らしたい」という。

 勤務医の労働環境を巡っては、香川県の県立病院で昨年度の時間外労働が年2258時間となった精神科医がいたことが判明するなど、長時間労働の解消が課題になっている。