㊗️コウノメソッドの「論より証拠」分析❹『ピック化と水頭症』 | フレイルも認知症も減らない日本

フレイルも認知症も減らない日本

Nobody is in possession of the ultimate truth.

ウイルスと戦争の世紀で人生を終えることになるとは・・・まさに第三次世界大戦前夜の状況ですからね しかも本日は日本の金融市場はトリプル安

河野大先生が
2017年6月18日に
講演されるとか❓

ビデオ❓登場されるか❓❓
ですが
興味のある方はお調べ下さい。

びっくりな発言が
飛び出すかもニヤリ

2016年3月14日の講演では
こんなことも話されています。

あらゆる
難病は治せる・・・
笑い泣きスゲ〜や

医者を
信頼しない・・・
ニヤリ実践医は除くワケですネ


さて、オマケに・・・

東大は
アスペルガーが多い
少なく見積もっても
4人に1人

オ〜ノ〜🤣

イヤハヤ、
またまた
クチを滑らしましたね。

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クチが滑って、
ブログが機能不全
となりましたのに、
コリてマセンな〜ニヤリ

上矢印滑った詳細はこちら‼️


では、御礼に・・・
コウノメソッド2017
が出て来るまで、
認知症ブログの検証を継続します。


『ピック化と水頭症』



今回はアタマのてっぺんに注目。

下記の頭部CTは全て当院の症例。

下は頭部CTの冠状断ですね。
脳を顔(前方)から見てます。

赤いワクで囲んだ領域から
目を離さないように‼️

{24DACF31-5826-4723-B006-D1E45A729939}

さて、上と比べて、
下の症例ではアタマのてっぺんが
どうなっているでしょうか❓

{71177A89-BBE1-4B15-9A3E-DCB1E5552747}

黒い部分が見えませんネ‼️

業界用語で言うと、
高位円蓋部・ 正中部
におけるくも膜下腔の狭小化
なんて呼びます。

そう、本日のテーマである、
正常圧水頭症(NPH)症例です。

NPHは、
認知障害、歩行障害、尿失禁
の3徴を認める症候群で、
脳室の拡大を認めるものの、
脳脊髄液圧は正常範囲内で、
シャント術により、
症状が改善できる病態です。

下は・・・
某認知症専門医により、
正常圧水頭症(NPH)を
見逃されていた
アルツハイマー型認知症症例です。

脳外科に紹介して、
シャント術を施行されました。

{5C46AB5B-3586-4A83-98B8-DFDD67B9B6D5}

上の症例と違い、
わずかながら、
黒いキレコミが
あることに気がつきましたか❓

脳のシワである脳溝が
残っていますが、
上の症例と同様に、
白い頭蓋骨と脳が
ピッタリくっ付いています。

くも膜下腔に狭小化、
この場合は消失ですね。

今度は頭部CTの水平断。
脳を水平に切って、
下からのぞき込んでいます。

通常、
アタマのてっぺんでの
スライスでは以下のように、
脳溝が均等に見えます。

{F3502446-5C78-4C71-BA74-E2714E5FD273}

アルツハイマー型認知症で
両側の頭頂葉が萎縮していると
下のように見えます。

{F9A41EFD-75B3-47B9-88A8-9A6CA069DEA3}

では、NPHの極端な症例は以下。

アルツハイマー型の萎縮
とは明らかに異なります。

脳溝が目立たないワリに、
かたよって局所的に
脳脊髄液がたまっています。

{BFDA6279-E08F-44E3-AD98-5A0F58EB22AF}

では、下の症例は❓

頭部CT冠状断。
他の部分とは異なり、
てっぺんの脳溝や
くも膜下腔は目立たないですね。

{0C8D0069-ADED-40CC-A4B8-2905FDD413AA}

頭部CT水平断。
アルツハイマーの萎縮ですか❓
それとも・・・。

{A1DC3BFE-71DE-40A8-97A0-062D627824E9}

脳外科の先生の診断は
NPHではない
でした笑い泣き

さて、さて、
他の医者なんて
知ったこっちゃないニヤリ

ここから、本題。

以下は
河野大先生の
認知症ブログ
より。

NPHの所見がまとめられています。

{583D59B3-41F5-4A54-9E7B-B069C838EC82}

グ〜〜ですね。

以下の症例なんて、
教訓的ですね。

{F173B62B-9D1D-4EA2-B3A5-839911473638}


NPHを発症すると、
高位円蓋部・ 正中部における
くも膜下腔の狭小化
を認めることはOKですね❓

アタマのてっぺん
に近いところで
シワ(脳溝)や
頭蓋骨と脳のアイダ(くも膜下腔)
が目立たなくなり、
場合によっては消えることです。


さて、
以下の症例はどうでしょう❓

河野大先生の
大好き『ピック病』❓
になった患者さんの頭部CT所見。

特にアタマのてっぺんに注目。

{DA06AA3F-AA5E-464E-A535-8BF2F2A1C108}

側頭葉が
ピック病で萎縮したとしましょうか。

では、
脳溝が増えた部位がある一方、
脳溝が消えた
部分がありますよね❓

{41950E2B-5688-4142-9394-0E1CFBC6BC29}

気が付きました❓

{B3D0D35E-CE80-433E-9EBA-7526C745EF8D}

前述の通り、
あらゆる難病を治せる
河野大先生ですからね〜、
萎縮を治されたんでしょうか❓

参考までに、
典型的なNPH所見を
画像診断まとめサイトより。

{F289933E-67D5-40A0-8ECE-4B59611556B8}

上の参考写真の下に
なんて書いてあるか・・・⁉️

左右は空いているのに、
頭頂部にぎゅっと凝集している
ですよ
ニヤリ

さ〜、ピック化❓した
症例の写真を分析しましょう。
明らかに、左に比べて、
右の1年半後では・・・

❶脳梁角が90°未満
ではないものの、
左より小さくなっています

❷シルビウス(Sylvius)裂は
両側で拡大しています

❸おまけに、
海馬は・・・
側脳室下角の拡大❓により、
見かけ上、
萎縮しているように見えます


ピック病になったか❓

他の疾患を発症したのか❓

ダレにもわかりません
笑い泣き



誤診しないように・・・
皆さん、勉強して下さい‼️

ではまた‼️



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