【河野和彦 & 実践医 研究(13)】不思議な「ピックり病」 | フレイルも認知症も減らない日本

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Nobody is in possession of the ultimate truth.

ウイルスと戦争の世紀で人生を終えることになるとは・・・まさに第三次世界大戦前夜の状況ですからね しかも本日は日本の金融市場はトリプル安

さて、
   狩り
        をはじめようか。


金曜日は1日中、
あるニュースを追ってみます。

『情報のミシュラン化』。

来年は本格化します。

使えないウソクサイ情報や
何か儲けバナシっぽい情報は

マーキング❓か ランキング❓
しますグラサン


日々、
勉強しないといけません。

九大の久山町研究データは
疫学的に極めて重要で、
信頼性が高いです。

とことん、
調べ上げましたので、
いや・・・
とっくのトーッ‼️ですが、
(本郷猛 風に)
いよいよ、
分析結果を公開します。


ウチが開業した頃の
『認知症ブログ』にも
久山町スタディと・・・
実に興味深い
症例の報告があります。


以下、引用。




介護通信 

2011/11/07

ピック病を知る一年 
連載3


●九州大学の久山町研究は、日本のフラミンガムスタデイと言われるほど大事な疫学研究です。


途中省略


●久山町研究は、日本において病気の危険因子、病気の頻度を知るためのもっとも信憑性の高いものです。ところが、スライドにあるようにピック病は認知症の1.5%しか検出されなかったのです。なぜでしょうか。

●これはまったく私の想像ですが、
久山町は過疎化して若者が外へ出てしまうので、比較的若く発病するピック病は、亡くなるときにはもう久山町には住んでいないということではないか、と。いずれにしても「1.5%なんて、珍しい病気は医療者としてほとんど遭遇しないのだ」と決して思わないでください。

田邉先生は「ピック病は最近どんどん増えている」と発言されているのです。


途中省略

それでは、30歳で発病したピック病の症状を織田辰郎先生の著書から紹介しましょう。本当にピック病らしい症状が出そろっていて感心するほどです。

この織田先生の著書は見事な出来栄えで、マンチェスターグループのFTLD分類発表以後の日本でもっともすぐれた本ではないでしょうか。

なにしろ病理の結果と詳細な臨床症状が併記してあるので、100%信頼していいものです。

この本があるから私は今回ピック病のご紹介をする勇気が湧いたほどです。

ニヤリナ〜るほど

途中省略


●現在、私の患者で一番多くフェルガードを飲んでいるのは、大きな男性(ピック病)でフェルガード100M16本である。先日一部をNewフェルガード6本に変えたところ、認知機能はいっそう改善し、ややハイテンションのためウインタミン6mgを再開した。

キョロキョロ・・・

●この患者は、名古屋フォレストクリニック初診日にフェルガード100Mを2本服用し、その4時間後には劇的に改善しはじめたという伝説の症例であり、後日海外出張した奥さんが、飛行機で隣り合わせになった英国のアルツハイマー研究者に、
「認知症の治療の中心は名古屋。ピック病も治ります」と豪語し、相手は目を丸くしていたという。

キョロキョロ4時間で良くなるとはピックり


以上。


私なりにピック病って
何なのか
理解したつもりでしたが、
この症例ってナニ❓

ま〜、来年、
一気に勝負をつけましょう。


世界で一番
ピック病
診断している
コウノメソッド実践医
の所沢誕生を
クビを長くして
お待ちしております。

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