iPS細胞の臨床応用無くして、
難病の克服はありません。
「iPS総本山」
京大のCiRAの応援を‼️
朝日新聞より。
山中伸弥氏
「寄付、研究にとって大切な財源」
これが京都大学iPS細胞研究所(CiRA=サイラ)のビジョンです。この目標を実現するには、皆様からのご寄付が大きな役割を果たします。
私は米国にも研究室を持ち、頻繁に足を運んでおりますが、大学が寄付文化に支えられ、大規模な資金を確保し、研究を推進する様子を目の当たりにしてきました。
そこで京都大学は、2009年に「iPS細胞研究基金」を創設し、寄付募集を開始しました。この基金を活用し、知財・産学連携・規制対応・広報など専門的な職員を雇用し、研究支援体制を充実、維持しています。
国からの手厚いご支援や、企業からの共同研究資金をいただいていますが、ほとんどが期限付き研究費であり、教職員の長期的な雇用には適さない財源です。
現在、CiRA教職員の9割が有期雇用ですから、長期的に安定した体制で研究を進めるために、この問題を解決する必要があります。
そこで独自の財源を獲得すべく、趣味をかねてマラソン大会に出場し、iPS細胞研究基金の周知に努め、寄付募集を行っています。
また資料請求専用フリーダイヤルを設置し、「0120―80―8748(ハシレ・ヤマナカシンヤ)」を広報しています。
今回の「寄付月間」では、「寄付」が研究にとって大切な財源であることを、多くの方々に知っていただければ、たいへんうれしく思います。
今後も、iPS細胞の医療応用に向けて最善を尽くします。
◇
京都大学iPS細胞研究所長。
06年に世界で
初めてマウスiPS細胞
の作製成功を発表、
翌年にヒトiPS細胞
の作製成功を発表した。
12年12月に
ノーベル生理学・医学賞を受賞した。
iPS細胞研究基金のページ http://www.cira.kyoto-u.ac.jp/j/about/fund.html