歳を取ったら最後ですか?
現場からの声は
まさに以下の通りです。
読売新聞より。
兵庫県尼崎市 主婦 72
原因不明の腰や足のしびれと痛みに長年悩まされており、県内の大きな病院の整形外科を受診した。
自分の息子と同じ年頃の医師は、こちらの話も聞かずにパソコン画面から終始目を離すことなく、「今のところ、分かりません。年のせいだから上手に付き合いましょう」と言うだけだった。
待合室には、多くの高齢者が、私と同様に何時間も順番を待っていた。ようやく呼ばれて、紹介状を大切に握りしめ頭を何度も下げて診察室に入っても、数分後には、がっかりした様子で出てくる姿も目にした。
自分の母親、あるいは家族なら、もっと真剣に患者に向き合い、治療を考えてくれるのではないか。そう思うと悲しくなった。