脳に砂糖を‼️と宣伝していた
コマーシャルが有りました。
Medエッジより。
子どものADHD増加、
砂糖入り
ソフトドリンクの調査で
砂糖入りの
ソフトドリンクにもリスクあり
エナジードリンクを大量に飲む子どもは注意欠如・多動症(ADHD)のリスクが7割近く高まると判明した。
1600人強のデータを分析
米国エール大学のCAREプロジェクトの研究グループが、小児科分野の米国団体APAの機関誌、アカデミック・ペディアトリクスで、2015年2月6日に報告したもの。
研究グループは、2011年のコネチカット州の27の地区の中学校を対象とした調査データから、12校1649人の生徒を無作為に抽出して分析した。平均年齢は12.4歳だった。人種はヒスパニック系と黒人が多く、それぞれ47%、38%だった。
目的は、エナジードリンクを含めて、砂糖を含むソフトドリンクの注意欠如・多動症への影響を調べること。調査では過去24時間以内に砂糖を含むソフトドリンクをどれくらい飲んだかを質問しているほか、注意欠如・多動症についての質問もしている。
エナジードリンクの影響大きい
結果として、砂糖を含むソフトドリンクを飲むのは、女子よりも男子が多く、白人よりも黒人やヒスパニックの方が多かった。
加糖のソフトドリンクを飲む本数が1本増えるごとに、注意欠如・多動症のリスクは14%増加した。
注意欠如・多動症の子どもは、学校の成績が悪かったり、友だちとの関係がうまく作れなかったり、けがをしやすいなどの傾向があることが、以前の研究から分かっている。
中でもエナジードリンクは注意欠如・多動症のリスク増加に強く関わっていた。飲むと、リスクは66%高まっていた。
子どもで避ける
エナジードリンクの影響がどういう理由からは今回の研究からは分からない。
高レベルの糖分のほか、中にはカフェインを含んでいるものもある。カフェイン入りのエナジードリンクはスポーツの能力を高めるという研究結果が出ている(エナジードリンクでジャンプ力アップ、カフェイン入りが選手を強くする)。半面で理由はどこにあるかは不明確ではあるが、何らかの副作用もあるかもしれない。
研究グループは、子どもたちが飲む加糖のソフトドリンクは減らし、エナジードリンクを飲むのは避けるよう提言している。