2月上旬と言えば受験シーズンです。
志望校を選定する際に、
安全試行の学校なんかでは
“むしろ鶏口となるも牛後となるなかれ”
などという故事成語を引き合いに出し
ワンランク上の学校にチャレンジする
生徒を窘めることがあります。
これは、
「生徒に受験で失敗して欲しくない」
という親心と、
「確実に合格者数の実績を伸ばしたい」
という学校サイドのブランディングの
二つの観点から出るアドバイスだと
思われます。
一般には、
大きな組織の末座に居るよりも
小さな組織でもいいからトップになれ
という意味で、
組織論などでよく言われる、
2:6:2の法則
と相通ずるものがあります。
2:8で有名なパレートの法則から派生した、
母集団のうち2割が優秀、6割が並、
そして最後の2割が落ちこぼれる・・
という法則です。
そして鶏口牛後の考えは、
だからワンランク落としてでも
トップに君臨しよう♪
という発想なのです。
が、
特に成長期における高校の3年間や
大学の4年間という時間は、
余裕で下剋上するに足る
時間なわけです。
だからトップで入学しても
卒業する時には下位
なんてこともザラにあれば、
逆にビリで入学したけれども
首席で卒業、というケースも
いくらでもあり得るのです。
一方で、この鶏口牛後を
不動産投資の観点から
検証してみましょう。
まず融資という切り口において
鶏口つまり中小企業の経営者は
銀行からまず評価されません。
逆に牛後。
“後”かどうかまでは外から
判断できないこともあり、
大企業や上場企業に勤務する
サラリーマンを銀行は高く評価し、
喜んで融資してくれます。
ただしこれは投資規模の小さい、
起業ステージに限った話であり、
事業ステージの後半や投資ステージでは
やはり鶏口(もはや“鶏”ではないが)の方が
評価されるようになって来るのです。
そして重要なことは、
牛後たるサラリーマンが銀行から
評価されているのは当該の個人ではなく
その所属する企業の安定性や成長性
である、という点です。
要は、貸し付けた融資を返済するに足る
給与を継続的に受け取れるか?
という一点だけを見ているのです。
ただし、落胆することはありません。
最初は、銀行から見ても
サラリーマン大家なんていう
中途半端な兼業野郎は
融資先の中では下の下に
位置付けられてしまいますが、
実地の賃貸経営を通じて
経営手腕を存分に発揮できれば、
今度は融資先の中で、
鶏口となっていくことが可能なのです。
そこまで来たら、さらに自分を伸ばし、
鶏口ではなく一気に“牛角”まで
上り詰めようではありませんか!!
・・・焼肉が食べたくなって来ました。
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