平井和正 幻魔大戦 | ゆめのたね放送局 「ホンスキー倶楽部」

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兵庫県 じぇりいさん


平井和正 幻魔大戦

 幻魔大戦の魅力
一介の高校生、東丈が宇宙の絶対悪である「幻魔」に超能力を持った者たちと
共に戦いを挑むお話です。
ある日超能力に覚醒する主人公ですが、登場人物たちがスーパーヒーローでは無く悩みや弱点、
あるいは卑怯だったり汚いところを沢山持っていて、
それを開き直ったり冷笑すること無く正面からぶつかっていくんだけれど、やっぱり挫けたり。
今思うと東丈のカリスマ性ってなんだかカルトっぽい気もしますが当時は夢中で読んでいました。超能力やパラレルワールドを扱った話が好きなのはこの本が原点にあるのかも知れません。

② 幻魔大戦との出会い
母の実家に3歳年上の従兄がおり、そこに行くと普段縁のない少年マガジンやチャンピオン
といった男臭い漫画雑誌を読みあさっておりました。
多分最初は漫画から入ったんだと思います。
どういう経路で原作に手を出したのか全く覚えていませんが(^◇^;)、
それまでいわゆる世界名作と言われる本や、「赤毛のアン」「若草物語」コバルト文庫など
いかにも女子の好きそうなタイトルばかりを読んでいた私にとって新境地を開いた本でもあります。
 
③ 中学時代の思いで
中学時代の私は部活に明け暮れ(何せ田舎だったのでこれという娯楽もなかったので)、
父親の書棚から吉行淳之介とかこっそり拝借して読んだりもしていましたが
小説よりは漫画を沢山読んでいました。


『幻魔大戦』(げんまたいせん)は、SF作家平井和正と漫画家石森章太郎との共作で『週刊少年マガジン』に連載された漫画

じぇりいさんの投稿で初めて幻魔大戦がマンガだった事を知りました。
私は小説から入りました
『幻魔大戦』(げんまたいせん)は、平井和正による長編SF小説。1979年から『野性時代』誌に連載された。
当初は『真幻魔大戦』を補完するため、1967年に石森章太郎との共作で
『週刊少年マガジン』に連載していた漫画『幻魔大戦』を小説という形で
リメイクするプロジェクトとして始まったが、執筆中に独自の成長をとげ、
『少年マガジン』版とは異なる新たなパラレルワールド・ストーリーとなった。
『無印・幻魔大戦』『小説決定版・幻魔大戦』『野性時代版・幻魔大戦』などと呼ばれることもある。

旧誌名は『野性時代』で、1974年から1996年4月号まで20余年にわたって刊行された
旧『野性時代』(B5判)と、2003年11月12日に新創刊された新『野性時代』(A5判)とがある
2011年1月号より現在の『小説 野性時代』に誌名を変えた。
なお、『野性時代』が刊行されていなかった期間には、角川書店の月刊の文芸誌としては『KADOKAWAミステリ』(1999年11月号 - 2003年5月号)が刊行されていた。
2013年10月までは、KADOKAWAの角川書店ブランドカンパニーが発行していた。
近年は桜庭一樹や有川浩、乙一、米澤穂信、冲方丁らライトノベル作家の起用が多く、
桜庭一樹『少女七竈と七人の可愛そうな大人』や冲方丁『天地明察』など
一般文芸での活躍の足がかりとなった作品を発表している。
関連する新人文学賞に、カドカワエンタテインメントNext賞(2002年 - 2003年)、
野性時代青春文学大賞(2005年 - 2008年)、
野性時代フロンティア文学賞(2009年 - )がある。