川上弘美 「椰子・椰子」 | ゆめのたね放送局 「ホンスキー倶楽部」

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沖縄県 ラジオネーム 南の島のヨ太郎

 

一番好きな作家は川上弘美さん

そしてオススメの1冊は「椰子・椰子(やし・やし)」です。

① この本のおススメどころ

 

基本的に川上さんの夢日記なのですが、その夢と現の狭間と言うか、なんとも言えない居心地のよさです。

② この本との出会い

きっかけは山口マオさんの描かれた表紙です。

以前川上弘美さんの別の作品で挫折した事があり、もう彼女の作品は読む事が無いだろうなと思っていたその数年後にこの作品に出会いました。表紙のシュールさにそんな誓いはあっさり却下。それ以来この作品の虜です。

③ 川上弘美さんの魅力

何と言っても彼女の世界観です。そしてそれを生み出すボキャブラリーは勿論、その言葉選びのセンス。

彼女にしか書けない作品を書いているところです。

④南の島のヨ太郎

 

♬川上弘美

1958年、東京都に生まれた川上弘美は、小さい頃から児童文学が好きな読書家な子供でした。大学時代はSF研究会に所属し、SFの出版社でアルバイトをしていた時期もあるんだそうです。

 

1994年『神様』が第1回パスカル短篇文学新人賞を受賞しデビュー。

1996年には『蛇を踏む』で芥川賞を受賞しました。

その後も数々の文学賞に輝き、2016年、『大きな鳥にさらわれないよう』で泉鏡花文学賞も受賞しています。