ネメシス 「あのジャスティスマンが・・・なぜこんなことに! まさか・・・貴様が倒したとでもいうのか―――っ!?」 |
ファナティック 「いやはや倒すだなんてとんでもない ウワサどおりなかなか強そうなお方で こうして眠っていただくことにしただけです」 |
ネメシス 「眠るだと!?」 |
ファナティック 「ええ ぐっすりおやすみしていらっしゃいます 試しに闘ってみてもよかったんですが それだと私も無傷というわけにはいかなそうでしたし 時間もかかるでしょう」 |
カツ カツ
ゴゴー
ガ ガ ガ
バ バ バ バ
ネメシス 「コ・・・コイツは・・・閻魔さまの背後に掲げられている完璧超人始祖たちのダンベルが収まったビギニングストーン(起こりの石板)ではないか―――つ!」 |
ネメシス 「なぜ同じものがここにある!? それにダンベルと停止したジャスティスマンにどんな関係があるというのだ―――つ」 |
ファナティック 「ニャガニャガ 質問が多いですねぇ まあいいでしょう わかりやすく説明してさしあげましょう」 |
「まず この石板とダンベル 確かにあなた方がよく知る超人閻魔さんの背後に飾られているものとそっくりですが 実は」 |
「あっちはニセモノ こっちが本物です!」 |
ネメシス 「ハァ!? あっちは・・・ニセモノだと!?」 |
ファナティック 「ええ 正確に言いますと少し前に私がまるごとすり替えたんです」 |
ネメシス 「な・・・何をデタラメを! あの場所でそんなこと誰もできるはずが・・・!?」 |
ファナティック 「普段なら絶対に無理です しかしつい最近 あの部屋が空になったことがありますよね?」 |
ネメシス 「・・・閻魔さまが悪魔将軍と闘ったあの時か!」 |
ファナティック 「我らの崇(あが)める刻の神はとても用意周到な方でしてね 実はもうあの頃から私たちの計画は始まっていたんです」 |
「それで私にダンベルのすり替えを命じられました 命じられたままにお伺いしてみると 墓守鬼の皆さんにはなぜかこぞって好意的に私をお出迎えいただけましてね」 |
「おかげで私は悠々と作業を完遂させて 本物とにせ物のダンベルをすり替えて 本物を密かにここまで運んでおいたというわけです」 |
ネメシス 「クッ 確かにその容姿なら墓守鬼たちの目を欺けたのも頷ける」 |
ネメシス 「だがそのダンベルをわざわざすり替えてまでここに運んできた意味だ それとジャスティスマンの状態にどういう関係がある!」 |
ファナティック 「じゃあ教えてあげますよ あのダンベルは元の所有者たちの"命"そのものですよ」 |
ネメシス 「命だと!?」 |
ファナティック 「彼ら完璧超人始祖たちは寿命の尽きない新たな命を授かる代わりに寿命という期限が存在する本来の命をザ・マンに差し出したんです」 |
「つまりあのダンベルは 彼らひとりひとりの分身のようなものですよ それをこうしてマグネット・パワーの海でガチガチに固めて封印してしますと・・・どうなると思います?」 |
ネメシス 「そういうことか それでジャスティスマンは一切の動きを封じられて・・・!!」 |
◆◇◆ 感 想 ◆◇◆ |
ファナティックは完璧超人始祖たちの命でもあるダンベルをすり替え、本物のダンベルをマグネット・パワーで固めて封印しているため、ジャスティスマンは動きが封じられた状態になってしまいました。完璧超人始祖なしで五大刻と闘うことになりますが、キン肉マンたちには頑張ってほしいです。 |
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