 | キン肉マン 「な・・・なんだと！？ これを・・・お前に・・・？ い・・・いや！いかん いか～～～ん！」 |
| | キン肉マン 「これがお前の手に全部渡ってしまったら例のカピラリア砲が完成してしまうではないか！ 今さら何を言うとるんじゃお前は～～～っ！」 |
 | ロビンマスク 「聞こう これをお前に差し出してどうするつもりだ？」 |
 | ザ・ワン 「ほほう お前がランペイジマンを倒したロビンマスクか ボッボッボッ お前のまとう純白のそのマントに免じてその問いに答えを先に見せよう こうするのさ」 |
| | ザ・ワン 「ボフハ―――ツ！」 |
ゴ ゴ ゴ
ゴ ゴ ゴ
ゴ オ オ
ザ・ワンは、すべてのカピラリアの欠片を上空に集めた！
カ ァ カ ア
ガシャーン ガシャーン
ガシャ ガシャーン
| | キン肉マン 「欠片同士がくっついていく―――っ！！」 |
 | ミート 「あの巨大な鍵穴と・・・全く同じ形に～～～っ！」 |
 | ザ・マン 「懐かしいな 久々に見た あれこそかつて地上の超人たちの大半を死滅させる大災害をもたらした元凶・・・カピラリア光線照射砲だ」 |
| | ザ・ワン 「確かにあれは遥か太古の世にお前たち超人を殲滅すべく私が生み出したもの だがあの砲が放つカピラリア光線は本来単に超人を消滅させるという類のものではない その真の効果は・・・」 |
| | ザ・ワン 「ザ・マンの開いた"超人製造術"そのものを無に帰することにある」 |
| | ザ・マン 「ああ お前が後に生み出したその技術により 天界で新たな超人が生み出されることはなくなった・・・はずであったのだがな」 |
| | ザ・ワン 「刻の神がどのような新たな技法をもって例の術を復活させたかはともかく あの砲の存在はヤツの術に対してもある程度は有効なはず そこであれをまず完成させ」 |
 | 「あの穴の中心部のみに焦点を絞り 最大出力のカピラリア砲を数億年ぶりに照射する！」 |
| | キン肉マン 「なんと！？」 |
| | ザ・ワン 「そもそもあの暗闇の奥でうごめいておるのは行き場を失った超人の力だ 神の想定を凌(しの)ぐほど膨れあがったものとはいえ 多少は勢いも弱まろう」 |
| | 「そして最終的にはあの砲自身に大穴の蓋となってもらう」 |
| | ロビンマスク 「そうすればあの大穴の災害は止まるのか！？」 |
| | ザ・ワン 「ああ 一時的にはな 結局は刻の神が暗躍を続ける以上 あの災害が根本的に止むことはない つまりすべては・・・」 |
| | ザ・マン 「刻の神とその勢力を駆逐するまでの時間稼ぎ・・・」 |
| | ザ・ワン 「だがそれでもやる価値はある あの砲がもたずに壊れるのが先か刻の神の動きを止めるのが先か 残りはお前たちの持つ欠片 それがあればあの砲は再生できる」 |
| | ザ・ワン 「そのために・・・それらをすべて私に差し出してもらいたい」 |
| ◆◇◆ 感 想 ◆◇◆ |
| キン肉マンたちが持っているカピラリアの欠片ですが、まずは刻の神の動きを止めるためにもザ・ワンに渡した方がいいと思いました。 |
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