長崎の歴史も昭和に入ります
人物紹介では
最後の人物になります
昭和に入り太平洋戦争終結後
永井第一号の名誉市民賞を受賞した
医師で随筆家の永井隆さんです
永井隆は1908年に
島根県松江市に誕生します
永井隆の父は
医師をしており
裕福な家庭で
医師の父の影響を受けて育ちます
(↓永井隆の住居 如己堂)

永井隆は優秀な生徒だったらしく
学級委員長を努めたり
全校生徒を代表して
皇族を迎えたりと活躍しています
高校を卒業する頃には
教師の影響もあり
唯物論者となっています
高校の成績も優秀なまま
大学進学で
長崎医科大学に入学します
(↓永井隆記念碑)

大学に入るまでは
運動音痴だったそうですが
体格は立派らしく
大学でバスケットボール部に誘われます
バスケットボール部では
練習内容のメモ書きを
怠らない熱心さで部に貢献します
唯物論者の永井でしたが
1931年に母を亡くします
その時初めて
霊魂はあるのでは、考える様になります
(↓永井隆)

その後カトリックに
惹かれる様になりました
やがて現在の浦上天主堂近くの
森山家に下宿します
森山家は
代々敬虔なカトリック信者の家です
禁教令時代は「帳方」という
カトリック暦を管理する家柄でした
永井隆はここで
緑さんと出会います
ー続くー
from Itsuki