張郃アルトロンガンダム (製作編) | 気分は常に『何となく』

張郃アルトロンガンダム (製作編)

さてさて、今さらではありますが、今年の年賀状モチーフはこちら。
三國創傑伝シリーズ、張郃アルトロンガンダム
で御座います。

(ちなみに今回は画像も多く、話が長くなるので前編の製作編と後編の完成編に分けての更新になりますのでよろしくです)

キットはその名の通り三國志をモデルにしたストーリー展開のシリーズであり(ちなみに先発作品のBB戦士三国伝からキャラクター、設定はリニューアルされており、元の三国志演義より大きく異なるストーリー展開となっている)、物語の人物である「張郃(ちょうこう)」をベースとしているキャラクターで、武者ガンダム物語からの派生シリーズになるわけですが、こう言うちんまりした所謂「SD ガンダム」は手を出さない方も結構いるのですが、これがまた面白く、良くできているキットなので今年は辰年なのもあり年賀状チョイスしました。

ちなみに元の姿はこちら。
アルトロンガンダム EndlessWaltzバージョンです。

さてキット内容ですが、取説にランナー×7、アルミシールが一枚です。


早速仮組み。
はい、きったねー作業だi‥‥いや、そこは置いといて、軽くバランスを見る確認画像なので斜めってるのはすみません。
武器(ビームトライデント、これは両尾鋭槍)と肩のドラゴンファング(無尽双頭)のアーム、ヘッドの一部、腰のフロントアーマーの内部が紫のクリアパーツがなかなかキレイで、モールドもグリーンのパーツに施されてて見た目良くできてます(興味無い方には全く知らない単語だらけ~)。
なので今回は脚部と拳の隙間埋めくらいの処理で本体の改造は納めました(SDガンダムのディテールアップの基本ダネ)。

でだ、ここからだよ、こっからが今回の肝!コイツをチョイスした理由である。

「ドラゴンファングを改造しよう」
のコーナーです。
この肩から生えるドラゴンファングって武装、キットは紫のパーツが3連でジョイントしたアームからなる部品なのですが、設定は赤いブロックの連続でのフレキシブルなアームなのです。
なのでそのアームを再現することにしました(もっと言えば肩からではなく、手首から連なってる武装なのです)。
ちなみにこれが一番時間かかったぜ。

だけど皆さん、ガンダムのプラモデル、通称ガンプラにも色々な種類がありまして、このデフォルメされたSDガンダムシリーズは部品も少なくてもとても良くできたキットなのです。
だってね、
この塗装、下地作って基本色吹いて、さらにクリアーコートしてって半日で終わったのさ。

ストレートに組むならこの時点で7~8割りの進行と言ったところでしょう(ならなぜにお前の年賀状は元旦に届かねーんだ?)。
ちなみにドラゴンファングとヘッドアンテナはクレオスのゴールド(普通の9番)何だけど、コイツこんなに良い色味してたんだっけ?てなった。
今って色んなメーカーから模型用塗料は販売されているんですが、この中でもゴールドって色んな色が何種類も出てまして。
昔はコレしか無かったってのもあるけど(あとは同社のアクリルのゴールドとタミヤのアクリルとエナメルの3種だけさ)この「普通の」ゴールドは御座なりってのはちょっと可哀想な言い方だけど、どうしてもそっちにいっちゃうことが多いのです。
そう言う僕も他のゴールドを何本も持ってますからね。
でも久々に使ってみて、ちょっと驚きがあったくらいに良い色してる。
本当に次はなに塗ろうかしらね(ちなみに調子に乗って肩とボディのゴールドはタミヤのアクリルですが、こちらは結構粒子が荒くてクレオスラッカーよりも荒いイメージでした)。

脱線を戻しましてファングのアームです。
色々探したり考えた結果、これを使うことにしました。

100均のアルファベットのビーズ。
これを色々考えて計算して40個(3個予備、1個行方知れず)、全ての英語をパテで埋めます!もうここからが大変な作業さ!
それをガリガリとヤスリ掛けて整形、あまりにも埋まり方が荒い物は再度埋め直しますが、あまり神経質にならずに、多少の整形ミスはわざと残して起きました。
それを塗装するのですが、完成プロセスになります。

まずは文字を埋めたピーズを適当な間隔で並べます。
ちなみに台はその辺ダンボールの端っこに剥がせるタイプの両面テープの物です。

でサフ吹いて。
色は艶消しのレッド。
外した姿。もちろんくっついてた面も吹いてます。

そして中に通す芯ですが、黒いマスキングテープを2mmのアルミ線に巻き付けて太さを出した物を使用。
画像は試験的に使ったもっと細くて柔らかい針金ではありますが、ビーズの固定を考えて2mmのアルミ線に変更したのですが、こちらではちょっと硬めだったかなと。

でそれを穴に通して完全。
上が真っ直ぐ、下が曲げた状態。
硬めと言いましたが、それでもこんなにフレキシブルに曲がり、とても良く表情が作れるので個人的には合格です。
追加で 5~60cmくらいでグルグルのグニャグニャの作っても良いかな?と本気で思うけど、ビーズの処理が大変なんで、せめてこのサイズの文字なし(そして赤ならサイコー)があればそれを使いたいなと。

それでは完成は後編に掲載します。