あっちゃんの眠れぬ夜のひとりごと-100528_123540.jpg

日本一の夢は断たれた。
実力の差は歴然だった。
気持ちだけは絶対に負けていなかったと思った。
それは選手も相手チームの選手も言ってた。
しかし、気持ちだけでは勝てない。痛感した。

もっというと

試合時のメンタリティだけ完璧にしようとしてもダメだったんだ。
練習時のメンタリティが甘かったんだ。

「今はリーグ戦中だから、」
「今週試合だから、」
「今日は勝った後だから、」


思えば、自分に言い訳ばかりしていた。
自分がチームを律しなければならない立場なのに、
肝心な部分を見過ごしてきてしまっていた。
いや、見て見ぬフリをしていたんだ。
そりゃ注意するのは誰だって嫌だ。怒るのにはパワーがいる。

明日試合があろうと無かろうと、
勝った後だろうと負けた後だろうと、
注意するべきことは注意しなくてはならない。
その場の嫌な雰囲気を恐れてはいけない。
大事なのは「チームを日本一にすること」「自分が日本一の学生コーチになること」
手段を選んでいる場合ではない。多少強引でも、意思さえ伝わっていればちゃんと解釈してくれるはず。注意する時は、リアルタイムでなければ意味がないことが多い。その場の状況とセットで覚えてくれるから。

コーチとしての瞬発力の無さを改めて痛感した。