あっちゃんの眠れぬ夜のひとりごと-大田スタジアム入口

あっちゃんの眠れぬ夜のひとりごと-大田スタジアム

2010年度 春季東京六大学準硬式野球リーグ戦開幕
これが最後の全日本出場への道。
本日第一カード、早稲田戦。
6-2で勝利。
何が何でも勝ち点取ってやる。

あっちゃんの眠れぬ夜のひとりごと-ロイヤルストレートクラッシュ

景介の活躍が光った。
今まで2年間、なかなかベンチに入れなかった。
いつもギリギリで漏れてしまっていた。
多くの同期が試合に出て活躍する中、景介は制服を着てスタンドにいることが多かった。
しかし、景介は毎朝早く来てティーバッティングを続けていた。
練習後もウエイトトレーニングを頑張っていた。
冬の間も「夜なら室内使えるよ」と冗談でアドバイスしたら、
本当に夜中バッティング練習をしていた。
彼の根性には頭が下がる。
そういう選手が活躍すると、チームは格段に盛り上がる。
結果的に彼に変わった代打の澤村がヒットを打ち、代走池田がまたしても初球スチールを決め、そこからビックイニングが出来た。
しかし、間違いなく今日のヒーローは景介だったと思う。

---
もうひとつ、今日嬉しかったことがあった。
第一試合の偵察中、自分の後輩が新一年生にデータの取り方をレクチャーしてくれているのを見た。
自分が初めて創った仕事を、後輩に引き継ぎ、またその後輩が後輩に引き継いでくれる。
自分がいなくなっても強いチームを継続してくれそうな気がした。
どんどんカスタマイズしながらやっていってほしい。
---
去年までは、自分一人で何でもやろうとしていた。
データ収集、まとめ、戦略立案、プレゼン、練習メニュー立案、実行、メンバー選考、、、

むちゃくちゃやり過ぎて身体もぶっ壊したこともあった。
そんな時、自分を支えてくれるアツい後輩が現れた。
それが後輩コーチの熱田である。
チームにとって不可欠なコーチになろうと頑張っている。
彼の我武者羅な姿勢が大好きだ。
去年の自分も、我武者羅だった。

しかし
チームのリーダーは、いつも手一杯ではいけないと村上の話を聞いて気付いた。
社長の言葉で言う「もぐらたたき」がいつでも出来る状態に自分を保っておくことがリーダーには必要なんだと思う。
チームにはトラブルがつきものだ。 そのトラブルを如何に対処するかが自分の仕事の半分だったりもする。 自分が一杯一杯で、リーダーとしてやってはいけないミスをしてしまうのが一番良くない。


自分が創った仕事を、自分以外の人が出来るように伝えていく or 仕組みを創る。

そして、自分は仕事を創り続ける。チームを勝たせるために。
それがこのチームにいる残り時間で自分のやるべきことなんだと思う。