こんばんは。
いよいよこちらに台風が近づいてきたようですあんぱんまん大きな被害がないといいのですが…。

今日は少し動きがあり、長くなります。

父は今日、朝イチで採血と、レントゲンがあると昨日から看護師さんに言われていたので私は面会時間開始より少し遅めに病院へ向かいました。途中、当直の医師から電話。最初に「元気に過ごしておられるんですが…」と言われたのでひと息つけたものの、すっごく話がゆっくりで、金曜日に撮ったCTになにかあった、ということはわかったものの全然本題にたどり着かず汗せっかちな私は待ちきれず「すみません、今、そちらに向かっているので」と遮り、着いてから聞くことに…。

結論から言うと金曜日、救急外来で撮ったCTから頚椎に骨転移があり、既に骨が溶け出していること、転倒等で衝撃がかかると呼吸が止まり、急死の恐れがあるということでした。金曜日の時点で救急外来の医師からは痛みのある右頸部についてCTにはそれらしいものはなかった、と報告され、事実外側からでも触れるようなものがうつらないわけがなく若い医師がしっかり画像を読めていないことは予想していましたが案の定、今日読影担当が画像を見、当直医に緊急の連絡が入ったということ。

昨日まで後頸部のリンパ節の腫れによる痛みと信じて疑わず、ひどい痛がりように精神的なものだとか、せん妄による不安が影響していると思ってきました…。

医師からは少しでも首を守るため保護具を装着して欲しいと言われましたが急な手配で救急外来から借りてきた緊急用のものということもあり苦しく父は拒否、私も、説得して1度は付けましたがやはり苦しいと外してしまいました。ここで転倒して天に召されることがあってもその時はその時。病院としては責任問題なので躍起になるのでしょうが、ここまで我慢を重ねてきて、さらに頑張れと言う気にはなれませんでした。

今後について医師に尋ねたところ一番は放射線になるがこれまで長く化学療法をしてきたことから、効果が出ない可能性が高い、残りの過ごし方を主治医とも相談して…。と。即座に放射線を希望すると伝えました。痛みについては痛み止めについてまだ打つ手がある、と言われましたが。今日などごはんを食べながらうつらうつらしてしまう状況で、そこまでしても痛みはゼロになることはなく…こんな状態でよい最期を迎える事なんて出来ない。

父はつらくてつらくてなんとか助けて欲しくてここに来たんです。

首の痛みが出た時点で放射線科に回して欲しかった。なにが皮膚から癌が飛びだして大変なことになる、だ…。主治医が痛みの訴えを軽んじて、骨が溶けるのはこれで2回目です。

ちょうどリンパ節の腫れがあったことは不運だったと思います。もともとの痛みはリンパ節から来ていたのかも知れません。でも、救急外来でも指摘されたとおり、オキノームをもってしても治まらないほどの痛み、そもそもリンパ節の腫れでそこまでの痛みがでるのか、そこを考えて欲しかった。もう少し親身になってくれたら。せめてCTを撮ってくれたら。

今、父は痛みと呼吸苦で生きる気力を失ってしまいました。「痛みで食事も取れず、痰が出せなくて苦しくもう生きるのを諦めるしかない」と言いました。かなしくて言葉が出ませんでした。涙が止まりません。

火曜日以降、主治医と放射線医で連絡を取り、適用があるとなれば治療に入るそうです。もう主治医とは、話したくない…。