雨上がりの空
泣いていた空に一条の光
光はひろがりやがて弾けた
弾けた光は
皆々に、元気となって降り注いだ
あっちこっちで元気になったと喜ぶ皆々

良かったねと喜ぶ皆々

しかしそこには 一抹の不安の粒が一粒あった

だが 誰一人としてそれを拾う者はいなかった

そして皆々は良かった良かったとそれぞれがそれぞれに よかったネと喜びあっていた

ただひとり 奴を除いては


奴は泣いていた

不安の粒を手にして 別れや心の痛みに耐えかねて泣いていた

そこに一条の光が差し込んだ

そして 弾けた 弾けたヒカリは皆々に降り注いだ

そして 奴も一緒に 喜んでいた

奴は 頼もしくなった