むかーしむかし、
私が結婚して間もないころの話
職場の50代の、穏やかーな
出来杉 先輩から言われたこと
先輩は離婚歴があり、娘を連れて再婚
再婚後のお相手との息子を出産し四人家族
その出来杉先輩から
『あなたのご主人が働いてくれているお陰で
あなたはあなたで
安心して外で働けているのよ
感謝の気持ちを忘れてはダメよ』
と言われたことが、ずーっと頭に残ってる
当時、夫は転職したばかりで、
私の方が稼いでた(笑)
夫は月の半分は出張で不在だし、
子が小さい時には
食事、風呂、寝かしつけはもちろん、
体調悪い時には、職場に頭を下げ休み、
病児の世話をしてきましたよ
この言葉を支えに
(孤軍奮闘の暗黒時代)
今、先輩と同じ年齢に近づき、子も成長
あの時話してくれたことが
孤独な私を支えてくれた
夫も頑張ってる、仕方がないって
今は、私が夫を振り回してる
子が小さい時、私頑張ったもん
理性より本能が先走り、
テキトー過ぎて失敗ばかりの私と
何にも動じない夫
もう生活費なくなったーと言っても
何をそんなに使ったの?と聞かれ、
わかんない、と返事しても
あーそうと呆れても、怒ることもない
子(理系進学)の学力が振るわなくても
行ける大学に行けばいい、
無理をすれば進学した先で苦労して
本人が可哀想だと
(私はムリしてもガチで頑張れタイプ)
せっかち空回り、
生き急ぐ私にブレーキをかけ
子にも優しく理解がある
やっぱり感謝しなくちゃねー
もちろん。お互いに
夫を呼ぶ時、子がいなければ
だんなさまって、呼んでる
呼び方だけは立派よ