エルヴィス ザ・スピリチュアル1 精神世界を探求したエルヴィス | エルヴィス&オールディズ

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エルヴィスを書籍・楽譜からアプローチ、そのエッセンスを紹介。同時代のオールディーズも紹介します。

エルヴィス ザ・スピリチュアル

1991年 曙出版

著者は二名、ジェス・スターンはアメリカで
精神世界を伝える第一人者、ラリー・ゲラーは
ヘアー・ドレッサー。
エルヴィスと1964年に出会い彼のヘアー・ドレッサー
となった。しかしラリー・ゲラーにはもう一つの顔があった。
精神世界の探求者でもあった。
こうしてラリー・ゲラーは
スピリチュアル・メンターとして雇われることになる。

しかし、エルヴィスに関するガイドブック

"All about Elvis"

にはたった一行

エルヴィスのパーソナル・ヘアードレッサー

としか書かれていない。

 

最近、よく耳にするメンターという言葉。
このメンターは
ユダヤ系アメリカ人の文化には古くから根付いた
慣習です。
アメリカでは映画界、芸能界、ビジネス業界
にはメンターと呼ばれる指導者がいます。
著名な人物のインタビューなどを聞くと
必ずメンターによる指導を受けたと発言。

アメリカではメンターを受け入れることは
変わったことではなく、むしろ自分の成長を
陰で支えてくれる心の師でもあります。
エルヴィスがラリー・ゲラーを受け入れたのも
そのような背景があるからです。