大好きなハードロックバンド「BLINDMAN」の新譜が届きました。
様々なタイプの曲があり通して聴ける名盤！
自分的には夜、静かにお酒を飲んでる時に聴いたら良いだろうなぁと思ったBLUE MOONがお気に入り。
来年の４月にはレコ発ツアーで＃９にやって来ます。チェックよろしく。
さて、そのBLINDMANのリーダーで凄腕ギタリストの中村さんから荷物が届いた。
中には今回のCDとともにメガネが！
「ん？何で？」と思っていると手紙が添えられていて・・・
ナントこのメガネ、色弱用のメガネなんだそう。
実は中村さんもオレと同じ「赤色色弱」で人より赤が弱い。
先日のオレのブログを見て「ぜひかけて欲しい」との事で早速駅前のイルミネーションをこれつけて見てみた。
「うわぁ～」と思わず声が出るほど鮮やか。
ホントにほんの少し赤を足した感じなんだけど他の色はそのまま。赤だけが強くなる。
世の中の人はこんな感じで見えてるのですね。
そりゃ紅葉を見に行くわけです。
BLINDMANの中村さんはギタリスト引退の危機を乗り越えた人。
事故で指を負傷。ほぼ切断状態だったそうだ。
救急隊の方が中村さんの容姿を見て「音楽やってる人？えっ！ギタリスト？」
負傷箇所を治療するには一刻の猶予もない状態。なのに！
「ここから少し離れるけど優秀な外科医のいるところへ行こう。このままでは治ったとしてもギターが弾けなくなる。賭けになるけどどうする？」
もちろん中村さんは即答。「お願いします！」
そのお医者さんは中村さんの症状を見るなり「う～む 厳しいけど必ずギターが弾けるようにしてやるからな」と言ったそうだ。
あの時、救急隊が無難な近くの病院に行ってたら、そしてその外科医が非番だったら・・・
今回の新譜はなかっただろう。
まるで神様が「おまえはまだ音楽をやってろ」の御告げの如く、ヴォーカリストが抜けて
解散さえ考えたのに新しいヴォーカリストが見つかり（それもロニーのような凄い声のヴォーカリスト）
様々な困難を乗り越えて今に至る。
そんな神話がこのニューアルバムには詰まってるのです。
こんな経験をしたら人に優しくなれるのでしょう。
メガネはそんな中村さんの人柄の表れ。
ホントに嬉しかったです。
それにしても・・・
BLINDMANからメガネを頂くって凄いよね(笑)
中村さん！ ありがとうございます。