22日に頭部への人工骨移植手術を行いました。
経過は順調で近日中に退院出来る見込みです。

癌になって頭蓋骨の一部を無くしてしまいずっと移植した脚の皮膚で頭にフタをした状態でした。生まれたばかりの赤ちゃんの頭がブヨブヨしてるでしょ?あんな感じ。あれのデッカいバージョン。
なので今まで打つけないように気をつけて生活して来ました。なんせ皮膚の下がすぐ脳みそだから。
去年、ランニング中にワゴン車に跳ねられた時も最初に気にしたのは身体より頭でした。

そして今回の手術は「再発の恐れ無し」のお墨付きを頂いての事。
なので前向きな手術なのです。

医師の話だと手術は2時間。
形成の手術でもそれ程難しいものではないとの事でした。
それでも全身麻酔して開頭手術するのは嫌なものです。
4年前の事が思い出されます。
あの時は12時間の手術だったし術後のグロッキーな事といったらなかった。

医大の手術室に入る
なんだかステンレスな世界
ステンレスワールドぉです(笑)
ドクターXみたいな感じじゃ全然ない。もちろん手術室の上の方で見てるお偉いさんもいません。とてもシンプル。

知り合いに「麻酔我慢して見て下さい」と言われたので「これから少しずつ眠くなりますよ」と言われた時に麻酔と対決しました。
当然すぐ撃沈したのですが徐々に薄れていく意識はとても不思議な感覚。


「終わりましたよ」
目が覚めると頭がジンジンします。
それでも前の手術に比べたら全然楽。
今から5キロ走れって言われたら走れるぐらいの体力はありました。

病室に戻るとカミさんと弟夫婦が。
ヘラヘラと冗談を言うオレにビックリ&安心したようです。

まだ頭の痛みはあるけど普通に元気です。



今は娘に会えないのが寂しい。

そうそう
「やっぱり手術こわいなぁ」と言うオレにお笑い芸人のティモンディ高岸のマネをしてオーバーゼスチャーで
「大丈夫 信じれば きっと うまく行く」
と娘。

大笑いして泣きました(笑)