今日もいい天気。
空を見上げて綺麗だなーと思う。
病気にかかるまで、私はそんな余裕はありませんでした。
高校卒業してから、色んな所を転々としながら生きてきました。
でもいつだって、地に足がついてない感覚でした。
私は生まれ育った環境が特殊だったこともあり、「生きる」ことにいつも疑問を感じてました。
夜は薬を飲まないと眠れないし、不安障害と診断されたり。
そんなんで仕事にも支障をきたしたりして
いつも思ってました。
なんで生きてんのやろ。
私がおらんが世の中うまくいくやろ。
そんなとき、趣味と出会い、まーさんと出会い少しは生きてる意味を感じれるようになった。
でも、不安な波はいつだって突然に押し寄せる。まーさんが隣にいても空が晴れていても。
不安な自分を笑顔で隠して一人になるととことん落ちて
助けてほしい
けど何がこんなに私を不安にさせるのか
それすらわからない。
そんなときに、悪性リンパ腫になりました。
まーさんが泣きました。
お母さんも泣きました。
「なにゃんは死なせない」
ひなちゃんが
「なにゃんがおらんかったらどうしたらいいかわからんのよ」
私は、こんなに周りから思われてることを知りませんでした。
何にも知らないくせに一人で絶望を見ている気分に浸ってたのです。
抗がん剤治療が始まって
辛いときはまーさんにあたったりした。
普通の暮らしが出来ない。
普通の女の子の暮らしが出来ない。
そんな事実に苛立って、どんどん嫌な女の子になってしまう。
髪の毛が抜けて
出掛けるのも一苦労。
いろんな物失って気づいた。
いろんな物持ってたことに。
「生きる」ことなんてどうでもよかった
そう思ってたけど、違った
「生きたい」
私にそれを気づかせる為に私は悪性リンパ腫になったのか。
この病気に完治はない
寛解を目指し、一生付き合う病気。
30を前にやっかいな病気にかかりましたが
何とか私は前を向けてます。
たまに後ろ向きになりますが、それは人間。
誰にでもあることだろうから思い切り泣いて思い切り寝て、また笑えるように頑張ります。
私に関わってくれる人、すべてに感謝しています。
にほんブログ村
↑ポチしてくれたら喜びます!