悲しい夜 | 悪性リンパ腫と私

悪性リンパ腫と私

28才で前縦隔に悪性リンパ腫があることが発覚。
坑がん剤を使いながら病気と闘っております。



いつもは楽しいことをたくさん考えて
週末はまーさんや仲間に会えるから
それを糧に頑張ってます。


それでも何だか悲しい夜。


私が病気が発覚して、病理検査の手術のち1クール目の治療が終了してから
まっ先に行きたかったのがホームショップにしているとあるスポーツバー。


久々にみんなに会える!
まーさんとそのバーへ向かう。


久々の再会
「なにゃん元気だったか?」

「髪、短くしたんだね!」


私は、親とまーさんとひなちゃん以外には
この病気の事を話さないと親やまーさんやひなちゃん逹と話し合って決めました。

私の場合は、趣味の仲間という大きなつながりの友達もいるのですが、そのつながりの中で顔は知ってるけど、しゃべったことはない。存在はしってるけど実物に会ったことはない。といった感じの方々もいらっしゃいます。


なので、仲のいい仲間にどんなに秘密だよ。と話してもどこからか漏れてしまうでしょう。


別に悪いことをしている訳じゃない。
堂々としてればいい。

でも、同じ趣味をもつ人達がどこかで私自身は知らない人達が私の事を「ガンなんだねー。」


みたいに言われたり、私の知らないところで噂に尾ひれがつきまくって、そういうのを流されるのは辛い。


そう思って、話すのを限った人にしたのです。




でも、久々の登場がいきなりのショートに帽子。マスクは必然な格好なら気づく人は気づく訳で。


「なにゃんさん、ガンなの?」


たまにそんな事を言われます。


(*´∀`)「違うよー。ちょっと免疫力が下がってるだけだよー。よく間違われるけど違うからね!」



いつまでこんな嘘をつき続けるんだろう。
誰がどこまで気付いてるんだろう。



まーさんが言った。
「今まで、髪の毛も長かったし帽子もそんなに被るキャラでもなかったろ?だから、これから出かける度にそういう風に思われても仕方ないんだよ。あれ、おかしいね。って思われても仕方ないよ。」



そうだよね。
出かけるの控えるべきなんだよね。
でもね、私みんなと笑いあいたい。
笑うことで免疫力着くならみんなに会いたい。
大好きな仲間だから。



けど、そんな仲間に話せないでいる自分。


なにゃん、まーさんの車内でプチ号泣。
(;_;)ドーン


脱毛さえなければ、もうちょっとは違ったかな…



悲しくて家で久々にたくさん泣いたとある夜でした。





この後に、私は素晴らしいウィッグに巡り会うことになります。





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