あなたが本当に『あなたのため』に、
「人生を生きること」を始めるのであれば、
いっさい躊躇することなく、
前だけを向いて、
あなたを出発させてあげてください。
日本人の多くは、
本当に「迷うこと」が大好きです。
自分探しに迷い、
やりたいことに迷い、
どうすればいいのかに迷います。
だけど、
いくら迷っていても、
答えは永遠にでません。
そもそも、「迷う」とは
いったいどういうことなのでしょうか？
例えば、
「成りたい自分像」があるけれど、
そう成るために踏み出すことに迷う。
それは、
今までの延長の未来像では満足できないからこそ、
新しい変化を求めて、
そういう姿の自分に憧れ、
新しい道の存在を認識した、
ということになります。
今までの道をこの先も選ぶのか？
それとも、
新しい道を選ぶのか？
そこで、迷う。
でも、このことをよーく考えてみると、
そもそも今までの延長にある未来像で
あなたが満足できていれば、
迷う必要は一切ないわけです。
「新しい道に行きたい」という
【本心が芽生えた】からこそ、
今までとは「違う選択肢」を、
あなた自身に用意してあげたわけですよね？
だけど、踏み出すときに、
迷ってしまう。
でも、あなたの【本心】が、
今まで通りでいいのなら、
そもそも迷い自体が、
生まれることはありません。
『迷っているという行為』は、
あなた自身の【決断】を、
ただ延期させているだけの行為です。
なので、ここでとっても大事なことを
伝えますね。
あなたが、今まで通りの道を選ぶための理由は、
いくらでも出てきます。
それも、
探せば、探すほどにです。
そして、
あなたが、新しい道を選ぶための理由も、
いくらでも出すことができます。
本気で、自分のことを愛し、認め、
この世界を楽しもうとするのなら、
いくらでもです。
つまり、
どちらへも「進むべき理由」は、
いくらでも「在る」ということです。
だからこそ、最も大事にしないといけないことは、
【あなたの価値観】になります。
あなたが【この世界で最も大事にしたいもの】
それを明確にして、
その信念にそって、
あなたの行動を選択してあげることです。
迷うぐらいなら、
即、決断して、
すぐに新しい現実を体験した方がいいです。
「迷う」というのは、
「あなたが迷いたい」から、
現実として、
迷うという行動をとっているわけです。
迷うことには、とてつもないほどの、
エネルギーが要ります。
なぜなら、起こってもいないことに対して、
永遠に妄想することになるからです。
今、ここに１００％でいるのではなくて、
どこかの世界へと旅立ち、
そこで、
あっちの未来や、
こっちの未来を想像しては、
書き消して、
そんな夢遊病的なことを、
永遠にしてしまいます。
だけど、
「あなたが想像すること」と、
『実際に体験すること』は、
まったく違います。
もし、「想像通り」だというのなら、
それは、あなたが【決定論のパラダイム】で、
この世界を認識していることになります。
つまり、
あなた自身で『未来の結果を決めて』
起こる現実をすべてそのためのストーリーとして、
あなたが認識していく。
だから、必ずその結果になる。
それが、
【決定論のパラダイム】です。
だけど、あなたの想像通りに、
現実が動くことは決してありません。
なぜなら、まだ体験していないことを、
今までのあなたの経験で、
想像しているからです。
だからこそ、いくら迷っていても、
結局「答え」は、
はやく『決断しなさい！』に
なってしまいます。
迷うこと自体は悪いことではありませんが、
「迷い過ぎること」
「迷っているフリをしていること」
「迷うことがゴールになっていること」に、
時間を使い過ぎることは、
良くはありません。
本当に心底「迷い」
そこから、あなた自身で
「答え」を導き出すのならいいですが、
大抵は、疲れ果ててしまい、
占いや、
占星術、
タロットカード、
ヒーリングなどに、
流れていくパターンが多いからです。
理由は、それの方が、
「ラク」だからです。
「答え」を求めることは、
自分の頭を働かせること、
自分の心と対話することを、
放棄することです。
だから、ラクなんです。
だけど、それをしてしまうと、
カードがそう言っているんだから！
神様に参拝したんだから！
あの人が占ってくれたんだから！
星回りがそうなんだから！などと、
【責任】を、
確実に他に移してしまいます。
つまり、
その人自身の【本質の変化】は、
生まれません。
いつまで経っても、
『人生の責任』を背負わず、
自分以外の人やものや、思想や概念に、
依存し続けます。
それは、本当に、
その人を成長させることになるでしょうか？
確かに、ぼくたちは、
過去の経験によって作り上げてきた
『観念』を、
どこかで手放してあげることは必要です。
だけど、
なんでもかんでもが、
過去世がどうとか、
神様がどうとか、
カードがすべてを伝えていますでは、
ぼくは違うと思っています。
過去世も、神様も、カードも、
占星術も、スピリチュアルも、
ぼくは基本的にはすべてを
信じています。
ただし、自分自身で確実に
再現性があったり、
理解できたり、
感じることができたり、
府に落とすことができたり、
科学できるものに対してだけです。
つまり、受け容れる前に必ず、
自分で選択することをしています。
受け容れることに対して、
責任をもつことで、
決してそういったものに、
自分の人生が支配されることは
なくなります。
その逆に、
『自分というベース』をもとにして、
「扱うための知識」としてでしか、
受け容れることをしていません。
ぼくが常にいうことですが、
お金でも、
知識でも、
叡智でも、
なんでも、
すべては自分が使うための道具です。
道具に扱われる自分になることを、
あなた自身で許してしまうからこそ、
道具に振り回されるようになります。
つまり、
「自分自身の生きること」に対して、
また、
『人生』に対して、
【責任を持つ】ことです。
すべての選択と決定に対して、
自分で責任を持つことで、
どんなことが起こっても、
それは自分の選んだ選択であるからこそ、
受け容れていくことができます。
つまり、
未来を恐れる必要もなくなるし、
将来を怖がる必要もなくなります。
【あなたが、あなたを生きる】とは、
あなた自身で責任をもって、
あなたを動かしてあげることです。
最も大事なことは、
「あなたがこの世界を体験できる命には、
限りがある」ということです。
だからこそ、
あなたが大事にしたいものを、
何よりも優先してあげてください。
今、目の前だけの世界を見るのではなくて、
ここから踏み出したあなたが、
未来で可能性を広げて、
「生き生きと生きている」
そんな視野をもって、
今に戻ってきて現実を見てください。
きっと、迷うべきポイントが、
明確になるはずです。
あなたが本当に迷うべきことは、
今まで通りの選択をして、
このまま年をとっていくあなたで
在りたいのか？
それとも、
新しい選択を選ぶことで、
あなた自身で、あなたを成長させて、
『あなたの生きる意味を体験していく』
そんなあなたで在りたいのか？
今のあなたが「選んでいるもの」とは常に、
未来のあなた自身の可能性です。
あなたの中に『軸』があれば、
決して人生に迷うことはありません。
迷うとは、
「迷いたい」という気持ちが、
行動へと変わっているだけのことです。
あなたが、あなた自身のために、
『決断』をしてあげれば、
何も迷うことはなくなります。
それこそが、『人生の責任』を、
「引き受ける」ということです。
あなたが、あなた自身のために、
『次のステージに立つ』ということは、
そういうことになります。
尚、今回の記事は、
２０１９年３月２８日に、
投稿した記事になります。
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西野たかお／nishino takao
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