おとこのこは、つよいものにあこがれる。



じつざいするひと、あにめなどのかくうのひと、かならずこころのひーろーがいる。



でも、あこがれのひーろーに、あうことなんて、なかなかできない。





つばくろうにも、たくさんのひーろーがいます。



なんねんかまえ、つばさんぽという、きかくで、おおずもうきょうかいをたずねました。



りょうごくこくぎかんにいき、とうじ、こうほうぶちょう、げんざいりじちょうの、はっかくおやかた(ほし~よこづな、ほくとうみ)に、あんないいただき、いろんなところにつれていってもらいました。



そのときです、でっかいとびらのむこうに、そのひとはいました。


みまちがえではない!


でっかいひとが~ぱね~お~らをかんじます。


ぱにっくつばくろう。


きづいてほしくて、でっかいとびらをいみなくなんども、いったりきたり~!



すると~はいってきなよ~ぱちり。









にん。


ちよのふじだ~!ごめんなさい、こころのさけびです。


うるふと、つばくろう、がっちりあくしゅです。


まちがいなく、ぼくの、ひーろーが、めのまえにいます。


あくしゅのときも、ひだりうわてを、とられないようにけいかいしました。


あの、ひだりうわてから、みぎでくびねっこをおさえてのうわてなげ~!だいすきでした~と、こくはくしました。


ぜんぜんちいさくないぞ!だれだ、ちいさなよこづななんていうやつは~!


おもしろいやつだな~っと、ここのえおやかたは、わらってました。




からだがちいさく、でかいりきしとぶつかり、けがのおおかった、ちよのふじは、きんにくとゆう、はがねのよろいをまとい、だいよこづなになりました。


ほんとうにつよかった、かちかたが、かっこよかった。


どひょういりもかっこよかった。



あのいんたいはっぴょうは、いまでもわすれられない・・・。


りょうごくこくぎかんでの、あくしゅのちからづよさ、いまもかんかくはのこってます。


ここのえおやかたは、とつぜんいなくなっちゃった。


いつでもへやにきていいよ~の、やくそくをはたせないまま・・・。





つばくろうにもいつのひか、たいりょくのげんかい、きりょくもなくなり、いんたいすることになりました。というひがくることでしょう。そのことばが、いえるくらいの、ますこっとになりたいとおもいます。



ここのえおやかた、ちよのふじぜき、やすらかにおやすみください。


いつまでも、ぼくのひーろーであることは、かわりません。