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【コラム】台湾有事はあるのか?-㉚(20240530) | TAIPEI STYLE CYUBEI 台北スタイル-忠平企劃 (ameblo.jp)

 

2024年5月20日、頼清徳新総統に就任した

2026年台湾有事宣言をした、中國政府だが、実は台湾も2023年と違う状況なのだ

 

台湾有事・整理—⑥

 

2024年5月 台湾では、新総統に頼清徳が就任した

台湾の国会にあたる「立法院」一院制であり、国家最高の立法機関である

 

総裁選挙と同時期の4年に一度改選される

立法院議員の定数は、113名(日本の定数は709名 約16%)

構成は、小選挙区73、原住民6、比例代表・海外華僑代表34 合計113名

総裁のみに、立法院解散権を持つ

 

台湾有事・整理—⑦

 

2016年から民主進歩党・蔡英文が政権を奪取し、二期終了

2024年 総裁選挙で勝利した、民主進歩党・頼清徳が台湾のかじ取りを行う

日本の皆様は、民主進歩党だから今までと政府のスタンスは変わらないと思っている方も多いと思いますが・・・いえいえまったく違うんです(泣)

 

2020年改選前

民主進歩党 61議席

中國國民党   38議席

台湾民衆党     5議席

時代力量党     3議席

台湾基進党     1議席

無所属     5議席

合計      113議席

圧倒的有利の状況で、民主進歩党で蔡英文政権は進められたが・・・

 

今回の立法院改選では・・・

中國國民党   52議席 ↑14議席

民主進歩党 51議席 ↓10議席

台湾民衆党    8議席  ↑ 3議席

時代力量党    0議席    ↓ 3議席

台湾基進党    0議席    ↓ 1議席

無所属    2議席    ↓ 3議席

合計     113議席

立法院長も、韓国瑜氏(中國國民党)となる

 

台湾の国会・立法院議会は「ねじれ現象」なのだ

 

台湾有事・整理—⑧

 

立法院議会は「ねじれ現象」はどうなっているのか?

5月29日(水)国会職権関連法改正案が立法院にて深夜可決された

 

改定案を阻止しようとする、民主進歩党は立法院に巨大は風船やゴミ袋を持ち込み、裁決を阻止しようとしたり、議員同士のもみ合いも・・・(泣)

 

 

20年ほど前の立法院がそうであった・・・議員同士の殴り合いや議長席に詰め寄り投票を阻止・・・我が先輩の松浪健四郎先生が登壇時に水をかけるなんて可愛いものであった・・・

 

【松崎的一考】

 

台湾も2024年まで進んでいた「民主化」の流れは逆行している・・・

このまま台湾有事が起これば、間違えなく撃沈するであろう(泣)

中國共産党は、中國國民党に支援しているかも?と疑いたくなる??

どうなる?台湾?

どうする?中國??

どうなる?日本???

 

以上

 

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