【コラム】台湾有事はあるのか？-⑳（20240121）

忠平企劃有限公司＠松崎と申します

台湾総統選挙・民進党台湾初の3期目・・・

前回Blog ：

台湾に言って私が感じた事・・・

色々検証し、私なりに推測してみます！

【台湾総統選挙からの各国の対応は？】

アメリカ(美國)

1月13日　ハイデン大統領「台湾の独立は支持しない」
中國の政策「一つの中國」を支持する

ただし、ブリンケン国務長官は・・・

民進党の勝利を祝福する台湾の人々が再び民主的制度と選挙プロセスの強固さを示したことに、祝意を表明

中國

1月17日中國政府・国務院台湾事務弁公室(台湾政策担当) 陳斌華報道官

l 国家統一の意思は揺るがない

l 最大の努力を尽くして平和統一の未来を勝ち取る

l 緊張を高めているのは民進党に責任がある

台湾製品への関税優遇措置をより一層行い、経済的圧力は高くなるだろう

日本

1月14日台湾総統選の結果に祝意を表した上川外相に対して在日本中國大使館「内政干渉だ」と日本政府に抗議

1月15日林官房長官・記者会見

l 台湾は基本的価値を共有する極めて重要なパートナーで、大切な友人だ。我が国はこれまでも祝意を表明している

l 日台間の協力と交流のさらなる深化を図る

l 台湾を巡る問題が対話により、平和的に解決されることを期待する

【台湾・頼清徳の考えは？】

2016年民進党・現蔡英文政権がスタート以前は親中派・國民党の馬英九政権が2期８年間続き、対外投資は圧倒的に中国本土向け

2016年以降は対中投資が年を追うごとに減り、アジア(中国を除く)米国向けなど中国以外の世界への投資合計が対中を上回る

そして2023年は対中投資減が加速するのと対照的に、米国向けが急増

台湾行政院発表GDP(国内総生産)を円換算すると2022年に100兆円を超え、2016年に日本のGDPの11％弱だったのが、18％にまで上昇

台湾躍進の原動力半導体はパソコン・人工知能(AI)ロボット・電気自動車(EV)などには欠かせない

アメリカも先端半導体の台湾を防御せざるをえない頼氏当選が決まると、バイデン政権は超党派グループを訪台させ「台湾の現状維持」求めた

頼氏は見返りに台湾防衛を米側に確約させたと思われる

習氏も黙って様子を見守るしかないだろうか？

【松崎的一考】

ずばり台湾有事の可能性は？95％
X-dayは本日2回目のBlogで発表させていただきます・・・

どうなる？台湾？？

以上