Olde Village Lanterne -86ページ目

トムラウシ紀行~2


さて、前トム平を出発して緩やかに上りはじめる
頂上までの道のりは、まだまだ長い

とくに険しい箇所があるわけではないが
ひじょうに山奥深いところまで入り込まなければならない
この、トムラウシ山
緩やかに上り、緩やかに下り、激しく上り、激しく下る
これを繰り返しながら進んで行く

遥か遠くに見える
ほんとうの秘境ヌプントムラウシが
特徴のある、不思議な姿を見せている


photo:01


ヌプントムラウシ








また、例の大きな岩の上を歩く箇所が出てくるが

そのことごとくに、ナキウサギの存在が!


防波堤とかにあるテトラポッド

まさに、そのテトラの上をジャンプしながら進んでゆくという感じの

登山道

これからは、テトラ岩場!と呼ぼう

当然、岩と岩の間には大きな隙間が口を開けて待っている!?

その岩の下が、ナキウサギたちの住処

唯一の天敵?である、空からの攻撃

それから身を守るには、まさに最適の場所といえる!





photo:02


トムラウシ公園を上から望む






しばらく歩くと

トムラウシ公園というところにでる

もうこのあたりまで来れば、上っても下っても

景色が良く、気持ちいい!

心地よく前へと進む






photo:05


眼下にトムラウシ公園





季節外れのこの時期、登山者も少なく快適!

風が止めば無音!

音が一切しない、聞こえるのはナキウサギの声のみ
まさに

時間が止まっているかの如く、荘厳な空間が存在する!



無!!!





photo:03


雪も残る、トムラウシ公園





無の境地!

その中に一人、ポツンと立っている

この大自然の中、人間なんてほんとうにちっぽけな存在だと実感

ここには

勝ちも負けも

正解も間違いもない

あるのは、ただ

まったくもって、無力な人間がひとり存在している

という事実のみ


思わず、吉田拓郎の「人間なんて」を口ずさむ・・・








photo:04


トムラウシ公園からの登り





見上げれば、青い空に白い雲

ほんとうは、ちょっと曇りぎみ・・・

しかし

何とも言えない、気持ちの良い


無の境地!


しばらく、滞在していたいくらい



さて

トムラウシ公園を後にして、ゆっくりと上っていくと

おなじみのテトラ岩場

そこでは、これまたおなじみの

ナキウサギの存在を確認できた








photo:06


ナキウサギ







逃げ足の速い、というかマイペースなナキウサギ

そんなナキウサギを、必ず写真に残そうと

内心、秘かに燃えていた・・・



久々に燃えていた!!!










iPhoneからの投稿

トムラウシ紀行~1


2011年9月18日夜

トムラウシ温泉、東大雪荘で温泉に入り

そこからダート道を、8k走ったところに登山口がある


そこで寝て、翌早朝のぼり始めるパターンでいく!



9月19日早朝、無事目覚める

日程は1泊2日の予定


前日までの激しい大雨により、登山道のコンディションはかなり悪い

・・・最悪と言っておこう

ぬかるみ、ドロドロ、田んぼの中か!?

といったようなとこもある

初めて、スパッツあってよかったと実感


photo:01


ぬかるみの登山道






熱くなると思い、薄着でスタート

上は、ジオラインのLW(薄手)+クールTノースリーブ
下は、中厚手のサウスリムパンツ+ロングスパッツ


コマドリ沢までは、面白くもない道が続く

クマ笹に囲まれ、景観はゼロ(-.-)

しかも、ずっとぬかるみ!


まさに


泥沼地獄!!!


ゆるやかでつまらない泥道をひたすら歩く

せっかくかせいだ高度をいっきに急降下!

下ったそこは、コマドリ沢分岐

体が冷えない程度に休憩し、今度はいっきに上っていく



photo:02


コマドリ沢、登り



しばらく上ると、右側に巨岩がゴロゴロしてる
そこでは、何やら聞き覚えのない鳴き声が聞こえてくる!?
かすかに風の音はするものの、ほぼ無音に近い

そんな状況の中で響き渡る、謎の鳴き声!


その正体は・・・


氷河時代にシベリアから北海道にやってきた為

「生きた化石」とも呼ばれている、絶滅危惧種


・・・ナキウサギ!




photo:03


前トム平手前のハイマツ地帯





警戒心も強く、体も小さいためなかなか姿も見れない

ナキウサギ

鳴き声がするたびに、何度も足を止め

声の主を探す
必ず、写真を撮って帰ろうと、久々に闘志がメラメラと燃えていた

(ーー゛)
生息場所は、ここ北海道でも限られている
一瞬一瞬、ナキウサギの姿を探しまくるが、あっちこっちで鳴き声が!?

そう、ここはナキウサギ天国


標高が高く、気温も常に低い、天敵から身を守るべき砦となる巨岩がゴロゴロ

姿を見せたと思ったら、すぐ岩と岩の隙間に逃げ込む
ここの条件は、ナキウサギに味方している

カメラを向けると、ダッシュで逃げる

果てしないこれの繰り返し


こんなに、カメラのシャッター音がうるさいと感じたのは初めて!



photo:04


ナキウサギ



鳴き声がするたびに足を止める

これの繰り返し、

おかげで、やたらと時間だけが流れてゆく・・・

ようやく

カメラに姿を収めても、望遠のためブレブレ(-.-)

この距離が、ナキウサギにとっての安全な距離なんでしょう




photo:05


ハイマツ地帯から



時間だけが進んでゆく

ひとまず、撮影は諦めてさらなる高みへと足を運ぶことにする

巨岩と巨岩の上をひたすら歩き

ハイマツの斜面を上る


ようやく、景色を楽しめるとこまで来た!

もう高い木は無い、開けたところにでた




そこが、前トム平



photo:06


前トム平


前トム平にて

パワーバーで補給を試みる

気温は、もちろん低いが、まだ氷点下近くまでも下がっていない

しかし


パワーバーはカチコチ!


歯が折れそうになる!
時間とともに手のぬくもりで、なんとか完食できたが

冬山になんて

ゼッタイ、持っていけない・・・









iPhoneからの投稿




トムラウシ紀行~Prologue

長年、温めてきた計画




トムラウシ登山を




ようやく実現するべく千歳空港に降り立った











2011年9月16日










トムラウシ登山、その前に!




翌17日、札幌ドームで行われる











女子プロ野球、シンデレラシリーズ最終戦











兵庫スイングスマイリーズvs京都アストドリームスの試合を




見るべく、札幌のサウナに一泊することにした









2011年9月17日、札幌ドームにて







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眠れる力を発揮しだした、#44益田













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相変わらずの、俊足を飛ばして3塁打、#3三浦















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北海道出身、#13田中碧
















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北海道出身、#11岩谷












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岩谷の渾身のストレートを打ち返し

決勝点となる3塁打を放つ! #8梅本










観戦終了後、レンタカーに乗り込み





富良野の地へと向かった










麓郷展望で一夜を明かし



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18日は、富良野ワイン祭りに参加

富良野グルメで腹ごしらえをして

登山準備の最終チェック




photo:07





午後から




登山口である、トムラウウシ温泉へと出発した!