トムラウシ紀行~8
夜は
ダウンのシュラフと
遭難事故のレポートにもあった
この小屋の、「すきま風」を考えて
シュラフカバーも用意しておいた
おかげで、ぐっすりと寝れた・・・。
早朝
小屋の外はまだ、うっすらと暗い
AM5:00ぐらいか?
目が覚めた
風は穏やか
しばらく、まったりとすごし
湯を沸かして、朝食を「ささっ」と流し込んだ
出発の準備をする前に
小屋の外へ・・・
ヒサゴ沼からの日の出
気温はもちろん氷点下!
木道は、しっかり凍結!
防寒対策はばっちり
地形上、遥か遠くの山々から昇る太陽は拝めない
雲が多いこの日は、なかなか太陽の姿は見えず
雲に覆われた空が染まっていった
朝陽を浴びる避難小屋
この寒さと太陽の光を浴び
荘厳な空気に包まれる
本日も長い下山ルートとなる
さぁ、気持ちを入れなおそう!
ジオラインL.W(薄手)+ジオライン3Dサーマル+ライトシェル
を着込んで
朝、6時頃にヒサゴ沼避難小屋を出発した
ヒサゴ沼を後にする
凍結した木道に注意しながら
ウォーミングUPを兼ねて、気持ち早足で歩く
当然ながら風は
凍てつくような寒さ!
木道を進みながら
途中、何度も振り返って
次回、いつ来れるかもわからないこの奥地の小屋との
別れを惜しんだ・・・
木道が終われば
雪渓、そしていつもの巨岩ゾーンへ
ここでライトシェルを1枚脱いでおく
しかも、近い!
が
ありがとう
ナキウサギ!
岩場を登り分岐へ
まぁまぁ、きれいに写真が撮れたので
足取りも軽く
テトラ岩場を上ってゆく
化雲岳との分岐で、小休止
分岐点から少し上った見晴らしの良い場所で
上ってきた道を振り返ってみると
ヒサゴ沼、その向こうに秘境ヌプントムラウシ
朝日に照らされた、ヒサゴ沼の全景が
視界に飛び込んできた!
この日は
予報でも、唯一お天気良好の日
風も穏やかであり、日射しもやわらかい
やっぱり
太陽の力は偉大!!!
太陽のチカラ
軽快に木道を進み
いいペースで、距離と時間を稼ぐ
天沼、日本庭園の沼には
氷が張っている!
気温は、かなり低い
歩くスピードはゆっくりでよい
とにかく、歩き続ける
紅葉と氷の張った沼
今度
いつ来れるかわからない
この土地を
胸に、一歩一歩を刻みこみながら
進んで行く
iPhoneからの投稿
トムラウシ紀行~7
テトラ岩場ゾーンをすっかり慣れた足取りで下っていく
途中から
雪渓が残っているので、そちらを下っていく
アイゼンは、とくに必要ないぐらい
そのまま慎重に雪渓を歩く
ここの岩場でも
あの鳴き声が!
ナキウサギが生息している
雪渓を下って、ヒサゴ沼へ
下りきったところで、ヒサゴ沼のほとりに出た
あとは
沼沿いの木道を歩き避難小屋へと向かう
やっぱり、小屋が見えるとホッとする
避難小屋へ
時間は、午後4時頃になる
気温もすっかり下がり、冷たい風が吹きすさぶ
霧に包まれたヒサゴ沼避難小屋が近くに迫ってくる
前日までは、悪天候が続き
本州では台風直撃騒ぎ!
どうなるかと思ったが、なんとか北海道は大丈夫やった
お天気に感謝しつつ避難小屋に無事到着した
沼沿いの木道を歩く
いったん荷物を置いて、ホッとしよう!
それから
夕暮れ時の、大雪山系ヒサゴ沼をひとり楽しむとする
ヒサゴ沼避難小屋
小屋には、先客が3名
私を合わせて、4名がここで夜を明かすこととなる
おそらく、この時間帯に到着した私が最後であろう
そんな会話をしていたら
一人が
暗くなってから、ツアー客が団体で飛び込んでくるかも!?
なんて、真実味をおびた冗談をいっておりました
が、たしかにこのコース
どっから上っても長丁場!
時間がかかっても驚かない!
それに
みんな、大量遭難の事故はもちろん知っているということ
ちょっと染まる、ヒサゴ沼17:45
ジオラインのロングスリーブにサーマル3D、そしてダウン!
ソックスもウールに替えておく
さすが、みんなダウンを着用!!!
着替えを済ませ
夕焼けを見に外へ出る、気温は極めて0℃に近い
が、まだ氷点下にはなっていない
空は雲も多い
風も強く、雲は流れてくれるがキレイな景色には出逢えなかった
夕食は
またしても登場!フリーズドライ食品
楽でいい(^.^)
太陽が沈み、体が凍てつく
このような感覚がたまらない!
が、これは、しっかりとした準備があってのこと
この時期にトムラウシを縦走する人たちは、みんな準備万端!
さぁ、これからみんな一仕事
水の確保!?
ヒサゴ沼から
水を汲んできて→煮沸して→冷まして→ボトルに移す
当然、次の日も長丁場
途中、水場となるところは無い!と考えてよい
ヒサゴ沼の水
煮沸してるとはいえ、浮遊物が気になる・・・
ここで秘密兵器の登場!?
コーヒーを淹れるときのペーパーフィルター!
これを使って濾過すればバッチリ
冬場、雪山でも活用可能
一通りの仕事を終え
ダウンのシュラフにくるまり
氷点下の夜をむかえる
普段の生活ではありえないくらい早い時間に
眠りにつく・・・
iPhoneからの投稿
トムラウシ紀行~6
北沼の緩やかな丘を越えた岩場で
ナキウサギとランデブーしているうちに
前を行く人の姿は、すっかり視界から消えていた!
時間は、13:00ぐらいか?
この時間からは、前から来る人も、後ろから来る人も皆無!
前を行く登山者
自分自身以外いない、360度山と空に囲まれた果ての地を一人歩く
かつて
屋久島を縦走したときに感じた
爽快感と少しの不安
を抱きながら楽しんでいる自分がいた!
一人は、孤独ではあるけれど、ここに無限の自由が存在する
そういう意味で、一人は楽だ
ロックガーデン付近、下って来たルート
さて、人の姿が全く見えなくなって
一人、ロックガーデンと呼ばれる岩場を下っているとき!
何やら
上のほう(後ろのほう)から音がする!?
まさか熊か!?
下っては登る
ガサガサと音がする!
振り向くと
先に進んで行った、もう一人の登山者であった
なんで、後ろに!?
熊より、そっちのほうが驚いた(・o・)
話を聞いてみると
岩場の下りで、間違った方向にどんどん下っていってしまったようだ
そこで、私の姿を見つけ
こちら側にルート修正して、追いついたカタチになったみたい
テトラ岩場、恐るべし!
日本庭園
ロックガーデンと呼ばれる岩場を越えると
ゆったりとしたルートに変わる
そこは、日本庭園と呼ばれるところ
大小の沼が点在し、紅葉の赤とのコントラストが絶妙!
時折、山特有のガスが発生するが
まったく問題のない天候状態が続いてくれている
発生しては消えるガス
このあたりのルートは、まず迷わないであろう
ロープも張られているし、木道になってるとこもある
ただ
風が強ければ、吹きっさらしとなるので、
風対策は万全にしておきたい!
ところどころで、ルート不明瞭な巨岩ゾーンに出くわす
なかなか退屈させないが、難所というほどではない
とはいえ、悪天候時は足場、ルートの確保、など細心の注意が必要だ!
沼が点在
しばらくは
見晴らしの良い、木道を軽快に歩いていく
進行方向左手は、大平原と巨岩がゴロゴロしている
赤く染まった、草紅葉(というのか?)がキレイ!
右手は、谷になっており遠くの展望が素晴らしい!
歩きやすい道が続く
右手、眼下ににこれから向かうヒサゴ沼が見えた!
その遥か奥に
ヌプントムラウシの台地が見えるはずだが、ガスで何も見えない・・・
ガスに煙るヒサゴ沼
この壮大な
秋の風景の中をマイペースで歩いていく
風は冷たいが、気持ちいい!
休憩は不要、ゆっくり歩いていると体温にもちょうどいい!
やがて、いつもの巨岩ゾーン
テトラ岩場へ!
テトラ岩場へ…
化雲岳方面への分岐で、ヒサゴ沼方面に向かう
テトラ岩場を下っていく
ヒサゴ沼はもうすぐ!?
iPhoneからの投稿





















