COPEN 三角窓レギュレータ交換 | 第三管区・内水面保安部

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まー、海無いんでね...。

相棒の右クォーターウィンドゥが下がらなくなったので、モーター交換のついでにレギュレータも交換。


レギュレータを取り出す前にウェザーストリップの取り外し。

この部分↓(ドアストライカー上にあるウェザーストリップ)の外し方はWeb上に全く情報が無かったけど、3ヵ所のクリップは挿し込んであるだけなので、クリップ外し工具を使用して簡単に引き抜けた。


引き抜く際に “パキッ” と音がするので、一瞬折れたか?と思ったが大丈夫だった。



クリップ3つを外せばウェザーストリップが取り外せる。



後でレギュレータAssyを引き出す時にこの部分が空いていないと都合が悪い。



次いで、ルーフオープンの状態でクォーターインサイドトリムボード(シートサイドの内張パネル)を外し、クォーターウィンドゥ内側にあるクォータートリムを撤去。10mm×2ヵ所。



アウターウェザーストリップも取り外し。
こちらは挿し込まれているだけ。



ルーフをクローズにしてトランクの内張りをめくり、ボルト穴の目隠しシールを剥がすと、レギュレータの下側を固定している12mmナット&モーターを固定している10mmボルトが確認できる。



レギュレータ下側はレギュレータフレームからのボルトが六角レンチで回せるようになっているので、建付調整が必要な場合はこれを回して調整する。



この2つは比較的アクセスしやすい。



レギュレータを固定している3ヵ所のボルトのうち、上部後側はトランク内からアクセスするが、かなり厳しい位置にあるので、長めのエクステンションバーと12mmのユニバーサルソケットがあると作業しやすい。
 


ユニバーサルソケット↓



トランク側のナットとボルトを外せたら、車内側へ。

車内側の作業はルーフをオープンにしておく。
クォーターウィンドゥ内側部分の黒い目隠しシールを剥がすと、レギュレータ上部の前側を固定している12mmボルトとレギュレータにウィンドゥを固定している10mmボルトが確認できる。



その下にはレギュレータモーターを固定している3つのボルトのうち、前側を固定している2つがある。



車内側とトランク側にあるレギュレータを固定しているボルト2つ&ナット1つ、モーターを固定しているボルト3つ全てを外したら、車内側の下部にあるモーターのカプラーを抜いておく。



あとは、向きや角度を工夫しながらクォーターウィンドゥごとレギュレータAssyを上へ引き出す。



ウィンドゥは上がった(閉じた)状態の方が引き出す際の作業効率が良い。



レギュレータAssyを取り外した状態。



ここからの交換作業は、ドアウィンドゥのレギュレータを交換したときの記録も参考に。


取り外したレギュレータAssy↓

取り外したレギュレータのワイヤーは、ぜんぜん大丈夫そうだったので、新調しなくて良かったのかも。



こちら↓が今回トラブったレギュレータモーター。
いつ価格改定されたのかは知らないが、このモーターが9英世弱も値上がりして2.3諭吉もしたのにはビックリ。



もとのレギュレータからクォーターウィンドゥを取り外して、新しいレギュレーターへ移植。

取り付け後にクォーターウィンドゥの建付調整をしやすくするため、ウィンドゥの固定位置を記録。



3ヵ所とも十字の目印をもとに、同じ位置を目安に仮止め(↓はウチの相棒の場合)。







レギュレータとモーターをセットするのに、レギュレータ側のワイヤー巻き取りドラムの□穴が、モーター軸の□と上手く噛み合わないとセットできない。
この作業をするときはワイヤードラムがバラけないよう注意してセットする。



もし、ワイヤードラムの□穴とモーター軸が合わずにセットできない場合は、モーター単体を車体側のカプラーへ一旦接続して、パワーウィンドゥスイッチの操作でモーター軸を回転させながら位置決めすればOK👌



モーターとレギュレータがセットできたら、ワイヤー巻き取りドラムの部分にベースプレートを戻してこちらのセットは完了。

クォーターレギュレータAssyの準備ができたら、外した時と逆の手順で車体へ取り付け。

モーターを固定する際、モーター側のボルト穴と車体側のボルト穴を合わせるのに多少のコツが要るが、モーターさえ固定してしまえばあとはそれほど大変ではない。



オープン&クローズしてクォーターウィンドゥの作動確認を行うとともに、建付具合を確認(必要あれば建付調整)して完了。

一連の作業時間は2時間30分程度。




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