福岡の夏、博多祇園山笠 2024その2 | Shotaの日本旅行記 〜日本の素敵〜

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社寺と風景、お受けした御朱印に100名城スタンプを載せています。
この記事を見ていいと思ってくださる方がいるなら嬉しいです!
また、後で見返す事を前提としているのでたびたび前の記事を編集しますが、ご了承をお願い致します。

博多祇園山笠


前回は櫛田神社から川端商店街の飾り山笠を上げたので、今回は博多と天神を上げていきます



まずは博多駅前の山笠から


●十一番山笠

博多三傑


戦国時代、商売の街博多で名を馳せた豪商、神屋宗湛・嶋井宗室・大賀宗九と立体的な龍が迫力あります


見送りはなんとワンピースです


少し前までワノ国編だったのでその衣装のようです


博多駅の正面、博多口にあります



次はキャナルシティ博多


●十二番山笠

刀伊と戦う藤原隆家


刀伊とは西暦1019年に九州を襲ってきた海賊で、中国東北部の女真族が主体となっていたと伝わっています


その賊に対し藤原道長の甥である藤原隆家と九州武者が戦っている様子と、1番上には京で危機感のない藤原道長がいます


源氏物語「胡蝶」


雅楽の優美さと光源氏、紫式部が平安時代をかんじさせます


この山笠はキャナルシティの中の噴水広場のもう一ヶ所隣にあります



次は博多リバレインに移ります


●十六番山笠

日本振袖始


近松門左衛門作の人形浄瑠璃の演目で、八岐大蛇を退治する素戔嗚尊、それに稲田姫がいます


見送りは呑取日本号


黒田節で有名な話で、黒田家臣の母里太兵衛が福島正則と酒呑み対決をして勝った褒美として日本号を貰ったというものですね


日本号は天下三名槍に数えられる業物で、現在福岡市博物館に展示されています


この山笠は川端商店街から見える正面ではなく、川沿いから回り込んだリバレイン通りという広場の方にあります



ここから天神に向かいます

まずは新天町


●十五番山笠

日本最初の武家政権を築いた平氏棟梁・平清盛の山笠


平清盛は大宰府政庁長官の官位を得て、博多商人を通じて海外貿易で力をつけたという縁があります


見送りは説明不要の国民的アニメ、サザエさんです


サザエさん一家と作者の長谷川町子さんは福岡出身で、百道浜の海を見てサザエさんの着想を得たそうです


なので最初は福岡の地元新聞で掲載されていました


ちなみにマスオさんは大阪出身とのこと



新天町には子供山笠の牛若丸もありました



現在街中は山笠でいっぱいの福岡


いよいよ7/9は全ての流のお汐井とりがあり、10日から舁き山が14日まで巡る舁き廻りとなり、熱気も最高潮になります


舁き山は一番から七番で、こちらが動きます


舁き山も写真撮ったのですが、一番の大黒流と五番の千代流のみです


動いているところも撮りたいとこですね



飾り山笠もまだ全部は上げていないので、次もまた上げていこうと思います