和歌山 淡嶋神社 | Shotaの日本旅行記 〜日本の素敵〜

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社寺と風景、お受けした御朱印に100名城スタンプを載せています。
この記事を見ていいと思ってくださる方がいるなら嬉しいです!
また、後で見返す事を前提としているのでたびたび前の記事を編集しますが、ご了承をお願い致します。


今日はひな祭り🎎

そんな今回は全国の淡島神社系の総本社で、人形供養や婦人病平癒など女性のパワースポットといえる淡嶋神社(あわしまじんじゃ)です


この神社の始まりは、少彦名命大己貴命を加太の沖合いにある淡島に祠を立てて祀った事によります

さらに社伝では神功皇后三韓征伐の帰りに瀬戸で突然の嵐に見舞われ、船中から祈りを捧げた所、神のお告げで無事友ヶ島に入港できたのでその感謝として持ち帰った宝を淡島の神に奉納しました

その後、神功皇后の孫にあたる仁徳天皇が友ヶ島に訪れた際にこの話を聞き、島では不便であろうと島の対岸に祠を移して社殿を建立した事が現在の淡嶋神社の始まりです


淡島信仰は主に江戸時代、淡島願人と呼ばれる人達が淡島明神の人形を祀った厨子を背負ってその神徳を説いて回った事が全国的に広まったとされます


淡嶋神社は婦人病や安産など女性のあらゆる事を祈願する場所とされますが、その理由は住吉神の妃神が婦人病にかかったために淡島へ立ち、婦人病を治す誓いを立てたという伝承から来ているようです

ただこれは淡嶋神社が住吉大社の社領となっていた事への暗喩のようなものだと思われます

淡嶋神社では少彦名命が医薬の神であるからとされているようです

この事から平癒祈願で絵馬と共に髪の毛など自身の身の回りのものを納めていましたが、それが転じて現在では自身が使用した下着を奉納されています

ちなみに社務所にて女性用の下着が販売されているそうです


他にも人形供養の神社として大変有名で、境内社殿を問わず無数の人形や置物、さらにはお面などが供養として納められています

これは神社の考えとしては“遊んでもらえる、見てもらえる事が供養となる”という考えに基づいており、人形に関心を持ってもらう事に意義があるとマスコミが心霊スポットとして取り上げる事も容認したために日本人形協会と意見の相違から反目している面があります

代表的なものは“髪が伸びる市松人形”や“涙を流す人形”などで、怖がらせるのはどうかと言われたり、2016年には供養の人形を依頼した方に無断でUSJのイベントに貸し出したとして批判を受けています


あまりいい話でない事も書きましたが、他にも参道には海産物を扱うお店があり、加太名物の鯛やシラスなど美味しいグルメもあるし、海がまたキレイな素敵な場所ですよ!


縁結びのご利益もある女性のパワースポット、ぜひ伺ってみて下さい!



⚫︎大鳥居

⚫︎宝物殿

⚫︎社殿

⚫︎手水舎

⚫︎拝殿の供養人形達



⚫︎摂社



絵馬がかけられた末社には半分に仕切られて女性の下着と摩羅棒が納められていました



それでは御朱印です



御朱印帳です

⚫︎表紙

⚫︎裏表紙





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