自閉症スペクトラム(ASD)の特性が強かった私の子どもの頃の会話力について、コメントで質問をいただきましたので、回答します。
コメントをありがとうございます
私が子どもの頃の会話力は、語彙は知っているけれど、脳機能の問題で会話が成立しない感じでした。
愛着形成が苦手、心の理論の獲得が難しい、という自閉症スペクトラムの特性で、会話のキャッチボールが出来なかったり。
言語性ワーキングメモリが小さくて、言語での理解や表現が苦手だったりしました。
言語での理解や表現は、今も苦手意識が強いので、アドバイスなんて出来る立場ではありませんが…
会話が苦手な子でも、人と心が通じ合うことは、すごく嬉しいんじゃないかな、と思うんです。
そして、人と心を通じ合わせる手段は会話だけじゃない。
一緒に遊んで、変なことをして笑い合ったり
同じ映画を観て感動したり
旅行先で大自然に圧倒されたり
美味しいモノを食べたり
言葉が無くても通じ合うことは、たくさんあります。
目を合わせる、表情を変える、身振り手振りで伝える。
それも立派なコミュニケーションです。
心さえ育っていれば、伝える手段は後からついてくると思います
それはそうとして、何も言わなくてもお母さんが察してくれると、他者との境界線が曖昧になったり、言葉の表出が練習できなかったりもするので、やっぱりケースバイケースですね
参考にならないかもしれません、恐縮です
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息子が受けてきた支援や診断については、こちらから↓
・3歳0ヶ月で発達検査を受けました
・3歳1ヶ月で境界域知能・自閉症スペクトラムと診断されました
・年少、短期療育に通いました
・4歳0ヶ月、発達検査(田中ビネーⅤ)を受けました
・4歳1ヶ月、高機能自閉症スペクトラムと診断されました