6歳、小学校1年生の自閉症スペクトラム(ASD)息子を育てている私。
実は私自身も、自閉症スペクトラムの傾向が強い子どもで、小学生の頃は通級指導を受けていました。
感覚過敏だし、好き嫌いは多いし、会話が苦手
かなり育て難い子どもだったと思います
そんな私ですが、壁にぶち当たりながら、マイペースに成長し、
現在は子育てと総合職の仕事を、何とか両立しています
これは、本当に周りの人のおかげです。
感謝してもしきれません
そして、こうして周りの人に助けてもらいながら、何とかこれまで頑張れたのは、
子どもの頃に、母がいつも励まして支えてくれたおかげだと思っています
母は専業主婦で、いつも子どものことを優先してくれる完璧な母…
では、決してありませんでした。
物忘れが激しくて、衝動的で、「え?そんな理由で?」っていう理由で離婚しちゃって未就学児を複数人抱えてシングルマザー。
日中はフルタイムで働いて、夜は内職もしていて、結構な不幸やどん底な状態も笑い飛ばす
とにかくパワフルな人でした
ちなみに、更年期になって物忘れの激しさが加速し、ADHDと診断されています。
そんな母は、子育てもパワフルで、独特でした。
ふっと肩の力が抜けるような、生きにくさが和らぐような、そんな母の子育てを、最近、息子を見ていてよく思い出します。
例えば、
何が難しいかは、人によって違う
これ、きれいごとでは皆分かっているけれど、実際に行動で示せる人は、なかなか居ないと思うのです。
特に能力の凸凹が大きいと
ふざけてるのかな?
怠けているのかな?
悪意があるのかな?
と誤解しがちな気がします(私も含めて)
人と同じことが同じように出来なくて、落ち込む私に母は
まー、人間誰でも得意不得意はあるから!
得意なことを頑張るより、苦手なことを頑張る方が、お母さんはスゴイと思う。
得意なことは結果が出やすいけれど、苦手なことって、全然上手にならないし、惨めだし、人にバカにされやすいじゃない?
そんな中でコツコツ頑張るっていうのが、
お母さんはスゴイと思うなー。
と励ましてくれました
苦手なことは人によって違う+苦手なことに取り組むことを評価する
のコンボは、能力の凸凹が大きかった私にとって、すごく助かった育て方だったと思います。
ADHDの母が、自閉症スペクトラムの特性が強くて通級指導を受けていた娘をシングルマザーで育てて、大学卒業させて、一般就職させるまでの道のり
は、子育てで壁にぶち当たっていたり、生きにくさを感じている人には、何かしらヒントになるかもしれない
と思うので、これからも、もう少し紹介させてもらうかもしれません。
ADHDの母についての記事はこちらから↓
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息子が受けてきた支援や診断については、こちらから↓
・3歳0ヶ月で発達検査を受けました
・3歳1ヶ月で境界域知能・自閉症スペクトラムと診断されました
・年少、短期療育に通いました
・4歳0ヶ月、発達検査(田中ビネーⅤ)を受けました
・4歳1ヶ月、高機能自閉症スペクトラムと診断されました