非生産者、

国にとって不要と

判断された人間は

生きづらくされ

死を選ばされる。


役に立たない枝が

枯れて朽ちるように。


それは組織の道理、

生き物の摂理。



口先で

人間の道義を語り、

民心を掴もうとしても

所詮二枚舌。


道徳とは

施政者の

まやかし、

報われぬ国民の

願望。


個体に

生存本能が

残っている限り、

ぶつかるのは

必然。

それはわがままか?


私は困惑し、

一歩先も見えなくなり

道を見失う。