時代による変遷

1959  WestとDally 
 非定型うつ病
  電気けいれん療法が
  無効
  抑うつ性 
  ヒステリー性 
  不安・恐怖症状
  モノアミン酸化酵素
  阻害薬 iproniazid 
  が奏功 

1970年代
 気分変調症 
 ディスチミア
 ロバート・スピッツァー
 表れるうつ症状は
 重症ではないが、
 抑鬱状態が
 うつ病より
 長期間となる

 新型うつ
  広瀬の逃避型 
  笠原の退却神経症
  薬物が奏効せず、
  遷延化する



1990年代
  松浪の現代型 
  阿倍の未熟型
2000年代
  樽味の
  ディスチミア親和型



新型うつの特徴は
 役割意識に乏しく、
 他責的・他罰的
 自己愛的、回避的心性
だそうである。 
私はこの特徴を、
対人過敏による
2次的現象と捉える。



困っている症状を、
生まれつきの欠点
のように攻めている。

出来の悪い人間
というレッテルを
貼っている。
現代の魔女狩り
である。
社会的抹殺や
スケープゴート化に
加担している。



医学も
地に落ちたものだ。

病人を救う気持ちは
無くなって、
ただの評論家。

早くまともな疾患概念を
作ってほしい。