さよなら


またね またねと 手を振っている

「さようなら」なんて 言わない

また きっと出会うから


何で こんなに 涙が溢れる

愛することが 辛いって

TVだけの存在と 想ってた


あまりにも 普通に 生き過ぎて

愛するという 言葉が

キレイゴトに 見えていく


心の中で 言ってる

陰で 言ってる

そんなの 直接言わないと わからない


人間なんて 周りクドい

やり方 嫌いさ

好きなら 感謝しているなら 直接



いつも いつもね 僕は見送っている

誰一人 ここに 戻らず

また 誰か大人になった


周りの 友達が 幸せに見えていく

僕だけ ここに 居ないモノ

存在へと 変わった


これでも 誰かを 愛したい

人間 として 生まれて

愛されて 生きたい


死んでしまうなら 本気で

人を 愛して 

現実 ばかり考えて 失った


人間らしさ 消えていった

涙が 語ってる

今まで 我慢し過ぎに 生きたから


歳を重ねると 涙か

出るのは 自分が

本気で 人間らしく なりたい


今の今まで 失敗を

恐れて 我慢して

やりたいこと なりたいモノを 諦めた


それが今だよ 泣けるから

本気で 誰かを

愛したい 愛されなくても ありのまま


正しく 生きるなんて

うんざりと 泣いてる

それなら 自分らしく 生きてみろ



正しく 生きようとしても

生きれないのが 人間だから

正しく 生きれなくていいんだ


人に 正しく 言っても

そういう 自分は 正しく生きれず

嫌になって たまり溜まって


悪い部分が あるから 君だから

そこが君だから 変わらなくても

そのままで 充分だよ