お酒の失敗談


歩いてみようか

こんな晴れた空に いつもでも

籠っても 病んでいくよ



一体 どうしてだろう?

これでも もっといい大人に なりたかった

なのに たったのお酒で

全て 人生を台無しになってしまった


身内という 身内が消えた

友達もいなくなって 気が付けば 

一人になって こんな自分は 本当に 

生きる価値が あるのか 考えてみた


こんな 落ちぶれても 

守りたい 家庭がある ダメな 大人でも

自分より 小さな子を

ダメな 大人に させたくない 想いが あるよ



退屈 ばかり 増えて

これと 言った 趣味すら 何もなく

あると すれば お酒

そんな 趣味は 誰からも 助けてくれない


いくら家族 だからと言っても

悪い人まで心配したくない 知らぬ間に

悪人になって 投げやりに 生きていくよ

それがダメな 人間だった


今も 後悔ある

こんな自分 なんの価値が 知らず 生きたって 

「死にたい」が 大きくなる

誰も かばってくれないよ 弱くても 生きたい

 


いつも 気をつけている

それでも 本の一口が その弱さが

誰からも 見放された


依存症だって 分かっても 治せないと 

だからって 何でも諦めたら 

治るのも治らない


こんな 親父でも

少しだけ 必死にさせて カッコ 悪くても

良いとこを 見せたいから

無理と 分かってる答えも 挑戦したい 



好感度 上げたいんじゃない

「こんな 大人になるな」と 必死でがんばるよ

それでも 出来なくても

ここで 諦めてしまったら 俺のようになるよ



「お前だけは、俺みたいになるな」

「お前は、お母さんを守れ」

それを伝えたい バカな親父でも

大切と想える 家族だから


例え 才能や 不細工でも 

何も 取り柄なくたっていい

今、ここで 生まれてきたこと

それだけで 充分だから


何も 欲張るな 欲張ると 俺みたいになる

幸せは 比べなくていい

小さくてもいいんだよ