引っ越しのご挨拶


もう多分 会わないね 何もかも 忘れて

親しく 素敵な人

出会える 気がしたよ 何でだろ 君のよう

家族 じゃないとこ


見せれるのは ずっと 君しか 居なかった

友達にも 見せない 顔は 君だけだった


もう好きとか どうでもいいから

とにかくさ 忘れさせてよ

夢中で 嫌いになろうとしてた

だけどね 君ほどに


優しい人は 他の人には

居ないから 忘れられない

こんなに 良い人を 嫌いになろうと

僕は バカだった



多分だよ 傷付き やすいのは 正しさを

貫く 世話焼きだから

そんなに 他人にも お節介を そうやって

今日も 疲れ果て


イライラして 愚痴を 君は 優し過ぎ

他人の心 なんてさ 誰も 分からないから


もうこれ以上 自分を 振る舞うな

それが君を 苦しめている

どんな笑顔しても 不自然な 笑顔だけで

疲れてる 分かったよ

 

誰も不器用 僕も偉そうに 言えないね 

僕も同じさ 気持ちを

知ってたのに 気付かないフリを

どうしてさ 言わなかった



もうこれ以上 何も想い出し たくないよ

嫌いを 探すから

どんな月日が 流れても 本当は

嫌い じゃなかった


だけどね 何かと 理由つけないと 自分が

間違ってる 気がしてた

でもね こんなに 良い人いない

だから 僕の方が


間違ってると 確信する度に 罪悪感が 

生きるのも 恥ずかしさ 出てきたよ 

だけどね こうやって 誰かを 好きになれること

好きになること


生きてるから 出来たこと

君に出会えて よかった 間違っててもいいから

「ありがとう」を 言わせて


まだ傷付いて 泣いて 怒ってる

言葉一つで 変われない

ただ 謝って 返せないけど

今は 「ありがとう」しか 出ないよ

もうこれで良かったんだ