何一つあげれなかった


もう一度 戻りたいと 戻れなかった

この季節は いつも切ないね 


悲しい記憶は植え付けたのは 自分の責任だから

今、喜べる記憶を作れるよ


僕は 君に何一つあげれなかった

それだけを 果たせなかった

たった一つの幸せを あげたかった


幸せという形を見せれなくて

自分だけ カッコよく演じてた

何もない自分だよ 幸せを見せたかった


自転車も捨てていく 泥塗れに 

この頃の天気は 僕と同じです


嬉しい日々は どこへ失くしたの そうさせたのは わかってる

今 謝っても 戻れないのは 知っている


誰も見えないくらいに 新しい

過去にしよう 今までは

水に 流せない想いがあるけど


それが あったから 今の僕が

出来た 多分 二人なら

出来ると 想っても  自分だけの想い


もう少し目を凝らして 見ていたかった

君の傍で 君を遠くに 感じて

離れるのが 怖くて どうしても

独占したい 自分が居るんだ


これが 愛じゃなかった

自分は一人になりたくなかっただけだった


誰にも 見えないくらい 終わらない

物語を 作りたくて

これが 最後の恋と想っていたのに


また次が あると フン切ればな

人間って 簡単に 切り替えが

出来れば 良かったな 何も苦労しなかったな


僕は 君に何一つあげれなかった

それだけを 果たせなかった

たった一つの幸せをあげたかった


幸せという形を 見せれなくて

自分だけカッコよく 演じてた

何もない 自分だよ 幸せを見せたかった