BE BOY 3月号掲載の、
「す」のつく言葉で言ってくれ
第4話です
北橋会長がピー音入る言葉を、真顔で発しているので
ちょっとズレました(笑)
ネタバレ有り
あらすじ
誰からも愛される元生徒会長・北橋は、じぶんにベタ惚れしている(らしい)後輩・乙坂から「男が好き」だと勘違いされていた。
原因は、北橋が寝ている間に無断でベッドへと侵入していた謎の男。
ゲイだと言う誤解は無事解けたものの、突然2人の前にその謎の男と北橋の元カノが現れて…。
第4話のあらすじ
謎の男の正体は、乙坂が昔付き合っていたサッカー部のコーチの息子だったのだ。
その事を乙坂から聞いた北橋はショックを受けていた。
自分を好きだと思っていた時とコーチを好きだと言う時期が被っている事に。
北橋の元カノの話を聞くと、北橋のベッドに入っていたのは姉と北橋を別れさせる為だったと分かる。
その原因は父親と乙坂の事で、おかしくなってしまったからだと知り、北橋は弟・圭佑に会って話したいと思い、会いに圭佑の実家の経営するパン屋に行く。
最初は圭佑に相手にされない北橋だが、北橋の裏表のない言葉に圭佑も次第に心を開き始め、乙坂の話をする。
ずっと笑顔な乙坂はずっと無表情だと言う事に気がつき、違う表情を見たいと思っていたが、その笑顔が崩れて表情が見えたのは圭佑の父親の事に図らずしも触れた時だけだと。
圭佑の父親は乙坂の色んな表情を見ていた事に落ち込む北橋。
圭佑は今が落ち着いて家族らしくいれるから、自分達を壊さなければもう関わらないと話してくれる。
そんな話をしていたら、北橋が圭佑から貰った試作品の酒粕入りベーグルで酔ってしまう。
酔って、圭佑の父親を好きだと言う時期と自分を好きだと思っていた時期が被っていた事に傷ついていると圭佑に話してしまう。
そして圭佑も北橋と話していて、本当は父親に振り向いて欲しくて寂しかったという事に気がついたと。
北橋は自分が乙坂の事を好きだと言う事に、やっと気が付いたのだった。
酔って圭佑に送ってもらった北橋。
乙坂は圭佑が北橋に何かしたのかと疑うが、介抱しただけだと圭佑に怒られる。
自分と話す為に誰の分か分からない程(乙坂の分)パンを食べているから、胃腸薬でも飲ませろと言われて乙坂は、北橋をジッと見ながら考えていて…。
と言う、内容のお話でした
乙坂の付き合っていたのは、サッカー部のコーチだったんですね。
圭佑かと勘違いする所でしたよ。
北橋がようやく乙坂への気持ちを自覚しますが、乙坂は自分を1番に見てくれていなかったと落ち込む北橋が不憫に思えてきました…
過去はそうでも、今はどうなのか?
そこが気になるんですけどね
圭佑の事情と北橋への行動も分かりましたしね。
圭佑の複雑な家庭環境には同情しますが、北橋への嫌がらせはちょっとやり過ぎ
そんな嫌がらせを受けても受け入れちゃう北橋は、実はスゴく器が大きいのでは
しかも圭佑に気に入られた様子で
北橋の裏表のない言動は、人の心まで動かしちゃうんだな~。
才能ですね
北橋が勘違いナルシストの軽い作品かと思っていましたが、過去の恋愛を引きずり次の恋に踏み出せない、個々で事情を抱える複雑なストーリー。
軽いタッチの所と、重くシリアスな部分がイイです
次あたりでラストかな
早くラストまで読んで、北橋の幸せで浮かれている姿を見たいです
酒粕で酔っぱらう、って(笑)
なんてカワイイ姿でしょう
少し抜けた様子が魅力的な北橋です