「す」のつく言葉で言ってくれ　第3話　感想

BE BOY 2月号掲載の、

「す」のつく言葉で言ってくれ

やっと第3話まで来ましたね

第3話は会長の高校生時代のエピソードも入って、少しだけ乙坂という人間が見えて来ました

ネタバレ有り

これまでのストーリー

誰からも愛される元生徒会長・北橋は、自分にベタ惚れ（北橋談)の後輩・乙坂から「男が好き」だと勘違いされている。
原因は、部屋にあったゲイグッズ。
しかし、それは北橋が寝ている間に謎の男が持ち込んだものだった。
そのことを乙坂に打ち明けると、彼は北橋が信頼を置く雄弁部の関谷を疑い出す…。

第3話のストーリー

乙坂は、高校の頃を思い出す。
北橋と初めて出会った時の事を。

北橋は会長になる前から、会長だった。
生徒会執行部に途中から入った乙坂。
サッカー部と掛け持ちになるが、乙坂には部活に行きたくない理由があり、ツラい恋を諦める為に都合が良かったからだ。

執行部に入り、生徒会総選挙の当日、朝早くに北橋と出会った。
誰よりも早くに来て掃除をする、小人のくつ屋作戦を実行する為だと北橋は言う。
変な人だと思っていると、乙坂が恋愛で悩んでいる事を見抜く。
北橋の言葉に救われた気がした乙坂。
総選挙も北橋らしく、皆の心をいつの間にか掴んでしまい、会長になった。
誰よりもキラキラして輝いている北橋を鈍らせてはいけない、そんな事をするヤツは…。

許さないと思い、疑わしい関谷を呼び出し問い詰める。
乙坂と関谷の元に駆けつけた北橋は、関谷を責めずに信じているから全て話して欲しいと言う。

あの日関谷は講義をサボって部室に行こうとしたら、男に脅され北橋を眠らせるように薬を渡されたが、そんな事は出来なくて、男からの報復が怖くてずっと大学を休んでいたのだ。
ただ裸で寝ていたのは、北橋が酔っぱらって勝手に脱ぎ出した事も分かる。

関谷を信じる北橋の言動に、やはり北橋は会長のままだと実感する乙坂。

裸で寝るのはおかしい事ではないと、乙坂に言われて安心する北橋だが、その夜実際に裸で寝るとなると、乙坂と変な空気になってしまう。
乙坂のベッドが届く明日まで、一緒に寝なければいけないからだ。
しかも乙坂は抱き枕のクセがある。
抱き枕のクセを我慢している乙坂に、さみしいのだろ？とつい声をかけてしまい、更におかしな空気になるが、2人共躊躇し寝てしまう。

そして次の日、乙坂のベッドが届いたかと思いドアを開けると男女が立っていた。
男の方は北橋を眠らそうとした謎の男で、しかも乙坂と知り合いの様子で…。

と言う内容のお話でした