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フランス料理、トルコ料理と並んで、世界3大料理のひとつに数えられる中華料理。「四本足は机以外、二本足は両親以外、飛ぶ物は飛行機以外、水中の物は潜水艦以外なんでも食べる」とジョークになるほどの幅広い食材が使われる。しかし、このジョークは中国料理(広東料理)の本質をよく捉えている。まあ、とにかく中国は「食」に対する情熱は世界一であろう。
 
中華料理は、私たち日本人の食生活にもごく自然にとけ込み、日本生まれの天津飯やエビチリなどの中華料理も多数ある。だが、本場中華料理なかには、いくら魚介類の踊り食いを愛する日本人であっても思わず顔を背けずにはいられないほど、ヤバすぎる料理が存在する。その名は「三聴」。なんとこれは、産まれたてのネズミの赤ちゃんを踊り食いする料理なのだ。
 
「三聴」という料理の呼称は、「箸で摘んだとき」「タレにつけたとき」「歯で噛んだとき」の3回のタイミングでネズミの赤ちゃんが「キキキ」と鳴くことに由来する。またさっと湯通しする「しゃぶしゃぶ」にして食べる方法もあるらしい。この「三聴」は、もともとが子孫繁栄の縁起ものらしく、食べるとフランスのジビエ料理のウサギようで、肉骨まで柔らかく美味なんだそうだ。
 
これを多様な食文化のひとつとして尊重するか、それとも余りに異質として非難するかは意見の分かれるところだろう。私は尊重しても受け入れられないし、非難はしないが、目は背ける。この「三聴」という料理を食べている「Youtube」の動画もあるが、私は観なかった。それでも怖いもの見たさの興味のある人は下のURLからどうぞ。
 
その動画はこちら
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