谷朋子です。






昨日、父が旅立ちました。
もう一昨日になりますね。
私たちが秋田に着いて、病院に父を迎えに行き、
自宅に着いて二時間後くらいだったと思います。




今回、父は肺癌で入院していたのですが、
コロナの心配があるから
県外の方の対面は無理と母が言われたらしく




母から泣きながら電話が来たんですよね。
"だから、もう何かあったら来て。" って言うんですよ。





お母さん、そんな訳はないよ、
ちゃんと、強く先生に話してみて。病院を訴えるような事はありません。夫の願いだから、
家に連れて帰ります。 って。




翌日、
"朋子、うちに帰れる事になったよ。"って
安心した声で電話がありました。
話して良かった。って。






意識のない人を移送するって
なかなか例のない事で、
大曲の病院から自宅まではキリッとした婦長さんと
可愛い看護婦さんの二人が
介護タクシーに乗ってくれました。
主治医の先生は、タクシーで息が止まっちゃうかもしれないから
話しかけて。 って。
もちろん私たちは一緒には乗れません。



お父さん、来たよ!! って言ったら
酸素を吸いながら意識もないけど
深い息をしたの。
いつものように おお、来たかー って
言ったようでした。






自宅に着いて、体にさした痛み止めや
酸素の機械の説明を受けながら
私がした事は 父の足に
【地球とのコミュニオンの復元】と
【イグジットステージレフト】を。



つい一週間くらい前に滑り込みで申し込んでたクラスで、シモーンに
死について質問をしたんですよ、私。
クラスは 違うリレーションシップのやり方。
その時に、地球とのコミュニオンの復元 が
とてもいいよ。体に安らぎが生まれるよ。
って。彼女のエナジーでいろんなものが溶けた。








"死は、選択なんだよ。" って知っていました。
このコロナで死んでしまう人も。
選んでる。



これについては、色んなものの見方があると思うけど、
私は、父は私たちを待っていたし
安心して死を選んだ という実感がありました。






だから、息がなくなった と聞いた時に
ああ、良かった。もう苦しくないね。って
心から思いました。




子どもたちがジンタン ジンタンと泣く声も
子どもたちが、楽しそうに笑う声も
最後に肉体でしっかり聴いたんだな





いつも何をしたら子どもたちが楽しいか
考えてる父でした。













私は、父が本当に好きで、
なんかもの凄く繋がりが深かったと思っています。
いっつも二人でスキーに行ってた。
消防士と大学生はいいなあ 平日スキーができて^^
なんて言って。
ドバイでスキーもしたね。





秋田に帰ると父が子どもたちを見て嬉しそうな姿が
ホントに嬉しかったな。






私もこんな時期もあったからさ




ジンタンが仕事から帰ってくるとこうなる♡








もちろん悲しんでいい。


だけど、感謝も選べる。
私はね、感謝になるんだ。


お父さん。




お父さん、ありがとう。
私、お父さんの娘で本当に良かった。


私は昨日 ミラクルを沢山創り出した と思ってだけど
ミラクルはもう人生に沢山だったね、お父さん。


















またいつか一緒にスキーしようね。





谷朋子