お金が貯まる「体質」になる!買い物習慣3つ
☆pink☆
2021/01/30 11:50
お金が貯まる「体質」になる!買い物習慣3つ
All About
2021/01/30 11:30
お金がしっかり貯まるかどうかは、収入の多い少ないや、ガマン強いかどうか……というふうに勘違いをしていませんか? 実はそうではなく、日々のちょっとした習慣にコツがたくさん隠れているのです。
■お金が貯まる「体質」になるための買い物習慣
「ズボラだから、私はお金が貯まらないんです」「家計簿なんて絶対に無理だから、貯金は諦めています」——そういった声を、よくお聞きします。
でも、実はそれらは勘違い。勘違いしたまま、無駄な出費に気づかず、毎月お金を使いきり、お金が貯まらず……本当は欲しいものがあったのに、本来だったら手に入るはずのものがあったのに、時が過ぎてしまったら本当にもったいないことだと思います。
これまで私は、1万件以上のお金のデータを分析し、500人以上のお金が貯まる人・貯まらない人にお話を伺ってきました。そこで、“お金が貯まるかどうかは年収の差だけではなく、日々の生活習慣や考え方にある”と気づきました。
ここではお金が貯まる「体質」になるための買い物習慣について3つお伝えします。
■1. 買いだめをしない
買いたいものが割引になっていたり、ポイントが3倍になっていたりするとうれしいものです。洗剤や化粧品、シャンプー、ドリンクや食材などがオトクになっていたら、「たくさん買っておこう」と思う方は多いのではないでしょうか。
特に「節約をしてお金を貯めたい!」と思っている方は、なおさらかもしれません。今がチャンスとばかりに4個も5個も、なんなら10個も20個もまとめて買ったという経験があることと思います。
ところが、安く買えるのはメリットだけではなく、デメリットも多くあります。
例えば、保管場所が必要になったり、状況が変わって使わなくなったり、劣化して使えなくなったりするケースがあるのです。それではいくら安く買ったとしても“損”になってしまうことも……。品物を捨てるようになってしまっては、もったいないですよね。
使い切れないようなら、最初から適量を買っておくのが正解。値段だけではなく、「本当にすべて使い切れるか」「保管場所はあるか」ということも併せて、考えて買うようにしましょう。
■2. 送料無料につられて買わない
最近、ネットショッピングをする機会が増えていないでしょうか。「1万円以上なら送料無料」「あと2500円で送料無料」などと、金額に応じて送料が無料になることも多いですよね。
ところが、この“送料無料”という言葉は要注意。なぜなら、送料を無料にするために、欲しくないものまで買ってしまうケースが多々あるからです。
例えば、ネットで洋服を買ったときに、「あと2500円で送料無料」と書いてあったらどう考えるでしょうか。2500~3000円程度の洋服か小物などを探すことが多いと思います。
送料無料対策として追加で買ったものは、本当に欲しかったものでしょうか。欲しかったものならいいのですが、そうでなければ無駄な買い物になってしまいます。
仮に送料が600円かかったとしても、支払った方がいいということになるわけです。「無駄なものを買ってしまった……」という後悔もしなくて済みますよね。
「送料がかかったとしても欲しいものを買う」と考えておくと、買い物の失敗が減るはずです!
■3. 欲しいものリストを作っておく
無駄な出費を減らすコツとして、“欲しいものリスト”を作っておくこともおすすめです。「服が欲しいな」と漠然と思っていると、“服”のカテゴリーに属すいろいろな洋服をやみくもに買ってしまいがちです。
そこで、「グレーのセーター。ざっくり編んである感じで、形は……」などと、具体的にイメージしてリストにしておくとどうなるでしょうか。「その本当に欲しいセーター」に対してアンテナを張るようになり、余計なものを買わなくなるのです。
そして、欲しいものを上から順番に買うようになるので、同じ金額を使ったとしても満足度が高まります。同じ1万円を使うのであれば、本当に欲しいものにお金を使いたいですよね。
満足度が高まれば、ストレスも溜まらなくなり、ストレスによる衝動買いも抑えられる……といった、いいことずくめになるわけです。
以上、お金が貯まる「体質」になるための買い物習慣について3つお伝えしました。日々の習慣をちょっと見直すことで、お金が貯まる体質を目指していきましょう。
参考文献:『お金が貯まる「体質」のつくり方』(すばる舎)
西山 美紀(マネーガイド)