極寒の夜、大阪でも…３年ぶり「皆既月食」
ブルーキラー
2018/01/31 22:37
極寒の夜、大阪でも…３年ぶり「皆既月食」
2018.1.31 21:38
３１日夜、地球の影に満月がすっぽりと隠れる「皆既月食」が３年ぶりに日本で起きる。低気圧の影響で全国的にいまひとつの天気となったが、各地の天文台などが観察会を開催。大阪市内でも、午後９時前から月食が始まる様子が確認できた。次に日本で見るチャンスは半年後の７月２８日に訪れる。
月食は太陽と地球、月が一直線に並んで起き、とりわけ暗い影の中に月が全て隠れると皆既食と呼ばれる状態になる。地球の大気の影響で太陽の光が屈折したり散乱したりして内側に回り込み、隠れている間も赤い光が月をかすかに照らす。
月は３１日午後８時４８分から欠け始め、皆既食は同９時５１分から同１１時８分までの１時間１７分間。前回の２０１５年４月はわずか１２分間だったのに比べると格段に長い。
月は普段より地球に近い位置にあって大きく見える「スーパームーン」の状態。１月２日に続いて同じ月に２回目の満月で「ブルームーン」とも呼ばれる。さらに皆既月食で血のような赤い色に染まるのも重なり、米航空宇宙局（ＮＡＳＡ）は「スーパー・ブルー・ブラッド・ムーン」としている。
http://www.sankei.com/west/news/180131/wst1801310109-n1.html