前回の続きです。
まさかの救急外来で残念な対応を受けてしまいましたが、注射器吸引戦法?のおかげで日曜日は快適に過ごすことができました。
そして月曜日は心待ちにしていた呼吸器外来へ。
受付を済ませほどなくして名前を呼ばれ診察室に入ると、見るからにいい人そうなドクターが座っていました。
呼吸器ドクター
「はじめまして、らるこさん。〇〇です。まずは今までの経緯を教えていただけますか?」
呼吸器ドクターは、パソコンではなく、自身の大学ノートに手書きで私の話したことを書留めつつじっくり話を聞いてくれました。そして
呼吸器ドクター
「画像で見る限り、今はかなり肺が萎んでしまっていますね。理由は胸水貯留のために肺自体が傷んでしまって元には戻らないのかもしれないし、急激に抜いたことによる一時的なものかもしれない。でも、広げられるものなら広げたいですよね?」
らるこ
「そうなんですーーーー!!!!!><
腫瘍内科の主治医も、電話でアドバイスを下さった呼吸器の先生も見解は否定的でした。でも、ほんとにそうなのか今のままでは納得できなくて。。完全に元に戻らなくても、もう少し戻る可能性があるなら何か試してみたいんです><!!」 ←めちゃ前のめりで熱弁^^;
ドクター
「わかりました^^; それなら外来でできる空気を抜く方法があるので、これから試してみましょう。それで肺が広がる兆候があれば、まだ戻る可能性があります。まずはそれをやって検討してみましょうか」
うぅーーーーーーーーーーー、このドクターは頭から否定しないでくれたT T
まずはレントゲンをとりそのまま呼吸器処置室へ。
脇にチューブを入れて脱気する施術を受けることになりました。
施術をしてくださる若い呼吸器ドクターが参上。
若ドクター
「実は先週、〇〇先生(←腫瘍内科主治医)とお話ししたのは僕なんですよー」と。
話した感じでも、まあ広がらないと思うけどね、、という感じがビンビンに伝わってきました。。
らるこ
「今人体実験中なんで、できることは色々やってみたいんです。「患者の強い要望により実施」ってカルテに書いておいてください!!」 ><
施術中はベッドでゴロゴロ。しかしこれ、吸引されている感じも何も無く@@; 抜けてないのかなー、やっぱり無理なのかなーと不安感が万歳。。
1時間ほど横になったまま処置を受け終了。その後再度レントゲンを撮り肺の広がりをチェックです。
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呼吸器ドクター
「らるこさん、お疲れ様でした。辛くなかったですか?^^」
らるこ
「はい、想定の範囲内です。心なしか息がたくさん据えるような気がするのですが。。。。」
呼吸器ドクター
「ほんとにーーーー??笑」 ← 先生も広がらないと思っているのね><泣
そして、脱気前後のレントゲン写真を2人でかぶりつく。。。。。
「せ、先生!!広がってる―っ!!><」
呼吸器ドクター
「。。。ほんとだ。。。1,5倍くらい広がったね。。。@0@」
なんと、私の肺ちゃんは脱気に反応して広がってくれたのでしたーーーT0T
呼吸器ドクター
「ということは、やっぱり前回の吸引で肺に傷がついちゃったのかもねー^^; これならこのまま経過観察で様子見にした方が良さそうだね」
そんなわけで、まだまだ不完全ではありますが肺が広がり呼吸がしやすくなったのでした!!
しかも、今まで以上に酸素が体内に巡っているからか身体が軽くて、走り出したい感じ笑
きっと高地トレーニングして、下界にもどるとこんな感じなんだろうなー。(やっぱり体育会的検証笑)登山再開と12月の石垣フライト実現にむけての望みが繋がりました\(^_^)/
今後は呼吸器ドクターにも定期的にフォローして頂くこととなりました。
後から病院のホームページをチェックしたところ、この先生、呼吸器で一番偉い部長さんだった@0@(肺がん専門医) 腫瘍内科主治医と言い、ほんと偉い人なのにフレンドリーで話しやすい。又良いドクターとのご縁に恵まれたのでした^^
長きにわたりお付き合いいただきありがとございました!
ぽちっとして頂けるとうれしいです^^